運気上昇!風水でもオススメ、マカオのパワースポット媽閣廟へ行こう!

マカオといえば、カジノとポルトガル時代の面影を今に伝える世界遺産の古い町並みがよく知られていますが、今回はマカオのパワースポットであり、恋愛成就にも御利益もあるというスポット!マカオ発祥の地ともされる媽閣廟をJTB現地スタッフがご紹介します。

媽閣廟への行き方

媽閣廟(A-Ma Temple)はマカオ半島の南西端、バラ広場にあります。バラ広場は内港に面し、波打つような模様の石畳が印象的な広場です。マカオの中心ともいえるセドナ広場に面したアルメイダ・リベイロ(Almeida Ribeiro)通りからは、路線11のバスに乗って20~25分ほど、バラ/ターミナル(Barra/Terminal)で下車して徒歩3~4分で媽閣廟に到着です。
その他、1,2,5,6B,10,10A,18,21A,26,28B,55,MT4,N3といった路線バスに乗れば、媽閣廟へとアクセスできます。路線バスの前方上部に表示されている路線番号と行き先を確認してから乗車してください。下車する際は、天井にあるブザーまたはボタンを押すなどして運転手に合図を送ると、次のバス停に停まります。基本的に車内アナウンスはないので、要注意です。

媽閣廟の参拝時間:毎日7~18時
※本堂は火災による影響で現在、改修工事が行われており、一時閉鎖中です。

運気が上がる!? 航海の女神を祀る媽閣廟

「マカオ歴史市街地区」として世界遺産にも登録されている媽閣廟は、航海の女神アーマ(阿媽)を祀る、マカオ最古の寺院と言われています。一説には、16世紀半ば、この地に定着し始めたポルトガル人が航海の女神アーマの名から、アマガオ(阿媽の湾)と呼び、それがいつしかポルトガル語で「マカオ」と簡略されたそう。ここがマカオの地名発祥の地と言えそうです。
バラの丘と呼ばれていた背後の小高い丘の麓にある媽閣廟は、水辺に近くて丘に守られていることで、風水でみても良い位置にあるとのこと。そう言われると、なんだか運気上昇を感じます。
媽閣廟は儒教、道教、仏教、さらに民間信仰の影響も受け、それぞれの神を祀るお堂があり、正門、中国スタイルの鳥居と4つのお堂で構成されています。廟内では線香を販売しており、早速購入して参拝。線香の煙で周囲は薄く幕が張っているような感じ。因みに、日本のお線香とは比べものにならないほど長くてしっかりとした黄色いお線香、さらに渦巻になっていて天井が吊るす線香などもあります。

パワーを感じつつ(!?)廟内を歩き、参拝して、「百年夫婦樹」という木のある所へ。「許願球」と呼ばれる、中国文化を感じる「許願球」がたくさん掛けられています。日本でいうところの絵馬のようなもので、形は鈴がついた灯篭のような、提灯の枠だけのようにも見えるもので、ぶら下がっている紅い紙に願い事を書き、「いつまでも夫婦(カップル)一緒にいられるように」との願いとともに吊るします。ざっとみると、中国語や韓国語、英語、日本語の文字が・・・。「許願球」は「百年夫婦樹」のすぐ側で売っています。

ところで、もしかしたら、媽閣廟を訪れている間、耳を覆いたくなるような爆竹の激しい音が聞こえることがあるかもしれません。廟内で大量の爆竹に火をつけて、その破裂音で厄除けをするというもの。爆竹の音と煙幕、飛び散る紙の破片をみると、「厄除けできそう」と、妙に納得してしまうほどの爆音!バラ広場にいても聞こえてくるほどです。この爆竹の音を聞くといいことがありそうに思えてしまいますよ。

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