インド都市情報 リシケシの気候と服装


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インド都市情報 リシケシの気候と服装

ガンジスの一大聖地リシケシ。ビートルズやローリングストーンズにも縁深く、ヨガや瞑想の一大メッカとなっています。また年間を通してインドからの巡礼者や外国人観光客が訪れるリシケシの情報をお届けします。

冬のリシケシと川辺の牛

リシケシの気候と服装 11月~3月冬


デリーから北東に240kmほど離れたヒマラヤの麓にあるリシケシ。車で約5-6時間、飛行機でデリーから50分、そこから約45分ほど走ると見えてくるのは壮大なガンジス川。リシケシは古くからのヒンドゥー教の聖地で、季節を問わずに巡礼者が訪れます。また、1960年代にビートルズやローリングストーンズがマハリシ氏と共に瞑想合宿をしていた修行場も残っており、観光スポットの一つとなっています。ベストシーズンは冬。ガンジス川も穏やかでエメラルドグリーンの川面がきらきらと太陽光で光り、白い川辺とともにここが聖地であるということを実感させてくれます。気温は15度から20度くらいですが、ヒマラヤの麓のため夜は冷え込みますので簡単なジャケットや防寒具があるといいでしょう。雨は少なく、日中は暖かいので、簡単に脱ぎ着できる装いがよいです。聖地でもあるので、寺院に行くときは長ズボン、や長袖を用意されるのがよいです。ガンジス川にも触れれる場所があるので、タオルを忘れずに持っていくと便利です。毎夜あるガンジス川へのお祈り『アールティ』に参加の際は座る場所がぬれている場合があるので、タオルがあるとよいです。

4月~5月夏

高地のリシケシも4月5月は暑いです。直射日光が当たると痛いくらいですので、日中はなるべく日陰を歩くか、もしくは出歩くのは午前中早い時間が夕方以降がよいようです。日焼け止めや帽子も必須です。また、蚊よけのスプレーや水分補給のドリンクもお忘れなく。ラクシュマンジュラとラマジュラという橋が中心となって栄えていますが、猿もたくさんいますので、食べ物をとられないように注意しましょう。また聖地のため牛もたくさんいます。牛に気を取られて、車にぶつかりそうになったりヒヤッとすることもあるので、ご注意ください。

ラクシュマンジュラの橋の袂にはたくさんのお猿さんがいます!

6月~10月モンスーン

この時季はインドのほとんどの場所では雨季となり、リシケシも例外ではありません。川の水位はあがり、冬季はブルーだったガンジス川は濁流となり、ラフティングも7月8月は中止となることが多いです。一日中雨の日もあるため、折りたたみ傘、レインコートはバッグに入れておく方がよいようです。基本的に怪我をしないようにスニーカーがよいですが、階段や坂道が川のようになって濡れてしまい、乾かないこともあるのでマーケットで軽いサンダルを買っておくのも一つの手かもしれません。雨のリシケシは人とおりも普段より少ないですが、ゆっくりとヨガや瞑想の教室に通うにはいいときだと思います。

モンスーンの影響で水位があがったガンジス川

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