スカルプチャー・アット・シーニックワールド

「芸術の秋」というとまだまだ先の気もしますが、南半球のオーストラリアではまさに今が秋真っ只中です。自然とアートが融合した不思議なこのイベントは毎年期間限定で行われています。せっかくの機会に、世界遺産としても有名なブルー・マウンテンズで一足先に芸術の秋に触れてみませんか

「スカルプチャー・アット・シーニックワールド」はブルーマウンテンズエリアで毎年期間限定で行われている、自然に恵まれたオーストラリアならではのイベントです。
今年で開催7回目となるこのイベントではブッシュ・ウォークと呼ばれる森林でのトレッキングコースを進みながら、国内外のアーティストにより作成された彫刻などの作品を楽しむことができます。
今年の開催期間はすでに始まっており、5月13日まで開催されています。
入場料は大人39ドル / 子ども12ドルで、こちらの料金にはシーニックワールドでのスカイレールやトロッコなどの乗り物の乗車料金も含まれています。
チケットのご購入はこちらから→
https://www.sculptureatscenicworld.com.au/tickets-2018/

 

ブルーマウンテンズ在住の日本人ガラス作家・横山佳代さんはスカルプチャー・アット・シーニックワールド開催当初から参加し、自身の作品を数々展示されてきました。

 

今回は映画「カールおじさんの空飛ぶ家（洋題：Up!）」を題材としたカラフルな風船をモチーフとした作品を展示されています。
彼女の作品以外にもプラスチックカップやリサイクル品、子どものおもちゃなどで製作されたオリジナルな中にもどこか懐かしさを感じさせる様々な作品が展示されています。
こちらは是非ご自身の目でお確かめください。

日本の秋といえば赤や黄色の鮮やかな紅葉も風物詩ですよね。実はシドニー近郊では残念ながら、元々色づく街路樹が少なく、気温もそれほど下がらないため紅葉シーズンを存分に楽しむことができません。ですがブルーマウンテンズのある標高の高い地域であれば気温が大幅に下がるため、この時期からちらほらと紅葉をお楽しみいただくこともできます。
紅葉を楽しむだけなら入場料もかかりません！”季節はずれ”の風物詩を海外で堪能するのも是非お勧めです。