世界トランポリン東京2019(11/29)観戦レポート
皆さん、こんにちは!JTBスポーツです。
今回は東京2020オリンピック競技会場に有明体操競技場で行われてる、世界トランポリン東京2019をレポートします。
大会名:第34回世界トランポリン競技選手権大会
期日:2019/11/28(木)~12/01(日)
場所:東京・有明体操競技場
日程:
11月28日(木) 男女IND,女子TUM,男女DMT予選
11月29日(金) 男子TUM予選,男女SYN予選,IND/TUM/DTM団体決勝
11月30日(土) 男女IND準決勝,女子TUM決勝,男子DMT決勝,男女SYN決勝
12月1日(日) 女子DMT決勝,男子TUM決勝,男女IND決勝,全種目総合
※IND(トランポリン・個人),SYN(トランポリン・シンクロ),TUM(タンブリング),DMT(ダブルミニトランポリン)
今大会では、男女トランポリン個人競技で決勝に進出した選手の所属国が東京2020オリンピック出場権を獲得することになっており、各国にとって重要な大会となります。
さらに日本選手は決勝進出で東京2020オリンピック内定となりますので注目ですね。
会場の有明体操競技場へは、ゆりかもめ「有明テニスの森駅」から徒歩約1分、りんかい線「国際展示場駅」から徒歩約8分となります。
国際展示場駅から有明体操競技場へ向かう途中には、有明テニスの森や建設中の有明アーバンスポーツパークが見れますので東京2020オリンピック会場を見てみたい方にはおすすめです!
国際展示場駅から会場まで歩く途中に見える有明テニスの森
建設中の有明アーバンスポーツパーク
有明体操競技場は今までのオリンピック施設の中で最多の木材を使用しているのが特徴的です!
外観や屋根を支える木製のアーチ型の梁、観客席も木材でできており、全体的に木の温かみを感じる競技会場となっています。
また、コンコースには、木チップ舗装となっており、クッション性があるため、歩きやすくなっています。
吸水性があるため、打ち水での暑さ対策にも役立つようですよ。
木の温もりを感じる外観
クッション性のあるコンコース素材
ただ、観客席については、平板でクッション性がないため、長時間座っているとお尻がだんだん痛くなってきます。 (筆者も1時間程度座っているとだんだんと辛くなってきました・・・) 観戦される方はクッションなどお尻に敷くものを持っていくことをお勧めします。
会場座席案内図
トイレは競技会場内にはありません。 一度外へで出て1Fへ降りるとトイレがあります。 また、1階へ降りる階段が狭いため、混雑する可能性がありそうです。 トイレには時間の余裕をもって行ったほうがよさそうですね。
1Fへ降りる階段
1Fトイレ
会場案内図
また1Fでは、世界トランポリンの公式グッズが販売されていたり、売店や飲食スペースもありましたので是非活用してくださいね。 会場内は飲み物はOKでしたが、食べ物の持込は禁止となっておりましたのでご注意ください。
会場外にトラックの売店があります
公式グッズの売店は人気です
トランポリン競技は予選で2回の演技が行われ、1回目はルールで決められた技や構成による異なる10種目の技を構成し演技を行います。
2回目は自由演技となるため、1回目より高難易度の技が繰り広げられます。
予選上位8人が決勝に進み、予選の得点はリセットされ、勝負となります。
トランポリン競技には大きく分けて4つの得点があります。
4つの得点の合計で順位を争います。
1)演技点(E):姿勢・こなし・安定感などの技の出来栄えによる得点
2)難度点(D):それぞれの種目の回転数、捻り、姿勢など技の難易度による得点
3)跳躍時間点(T):選手が空中にいる時間を計測し、その時間が1秒1点としてそのまま得点に反映されます。
4)移動点(H):各種目の着床位置によって決められた減点を合計し、満点より減点。
筆者が観戦した時には、東京2020オリンピックの競技種目ではありませんが、トランポリンのシンクロナイズド競技とタンブリング競技が行われていました。
シンクロナイズド競技は二人の息の合った演技が特徴です。
空中で繰り広げられる技がきれいにそろうと見惚れてしまいます。
タンブリング競技は約25mのマットの上を1回の演技で8種目連続の演技を行い、得点を競います。
回転していくスピードや難易度の高い回転技には感嘆の声が上がります。
トランポリン競技の観戦は競技中は静かに演技を見守ります。
演技前後で大きな歓声や拍手などで選手を応援しましょう!!
今大会で東京2020オリンピック日本代表選手も決まる可能性がありますので、今週末は世界トランポリン東京2019に注目ですね!
以上、世界トランポリン東京2019観戦レポートでした。