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2019.11.26

観戦レポート

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第71回日本ハンドボール選手権大会(11/22)観戦レポート

皆さん、こんにちは!JTBスポーツです。
今回は東京2020オリンピック競技でもある、第71回日本ハンドボール選手権大会の観戦レポートでハンドボールの魅力に迫ります!

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期  間:2019年11月19日(火)~24日(日)
会  場:墨田区総合体育館 (墨田区錦糸4-15-1)
     港区スポーツセンター(港区芝浦1-16-1 みなとパーク芝浦内3~8階)
     国立代々木競技場(代々木第一体育館) (渋谷区神南2-1-1)
試合方式:トーナメント
日  程:第1日 11月19日(火) 男子1回戦 8試合
     第2日 11月20日(水) 男子2回戦 4試合
     第3日 11月21日(木) 男子3回戦 4試合
     第4日 11月22日(金) 男子準々決勝 4試合
     第5日 11月23日(土) 男子準決勝 2試合(10:30開場)
     第6日 11月24日(日) 男子決勝 1試合(12:30開場)
主  催:公益財団法人日本ハンドボール協会
共  催:東京都
主  管:東京都ハンドボール協会、JAPAN CUP 2019実行委員会

大会は準々決勝より国立代々木競技場で行われ、東京2020オリンピックのテストイベントとなっており、女子のJAPAN CUP 2019 渋谷も同時開催されています。

国立代々木競技場へのアクセスはJR原宿駅か明治神宮前駅から徒歩約5分とアクセスが便利。 今回の大会では入場口が渋谷口、退場口が原宿口と別れていました。

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代々木国立競技場(原宿口)

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代々木国立競技場(渋谷口)

ハンドボールは1チーム7人(ゴールキーパー(GK)1名、フィールドプレイヤー(FP)6名)で行われ、試合時間は前半、後半各30分となります。 コートは40m×20mのサイズとなり、ゴールから6m離れたところにある「6mライン」に入れるのはGKのみで、オフェンスはその線より外からシュートを打たなければなりません。 選手交代は自由のため、交代ゾーンでは、どんどん入れ替わっていきます。

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ちなみにハンドボールのルールは下記のポイントを理解しておくと楽しめますよ!

1)バスケットボールと同じで、ボールを持って3歩しか動けないが、空中でのキャッチであれば、着地したときの1歩目は0歩とみなされ、3歩までステップを踏める
2)ボールを持っているプレイヤーは3秒以上ボールを持ち続けてはいけない
※ドリブルはカウントされない
3)FPは膝から上のみボールに触れられる
4)GKがはじいてアウターゴールライン(コートの短辺ライン)を越した場合は、はじいたGKチームのボールとなる
※FPがはじいてアウターゴールラインを越した場合は相手チームのボールとなる
5)ディフェンスの選手は、オフェンスの選手に対して正面であれば身体接触が許されている
6)重大な反則を行うと2分間の退場となり、1人少ない人数で戦わなければならない
7)明らかな得点チャンスを反則で防いだ場合は、7mの距離からキーパーと1対1でボールが投げられる7mスローが与えられる

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7mスロー

ハンドボールはシュート、パスなどスピーディーな展開のなか、得点も多く入るため、試合中は目が離せません。
男子トップ選手のシュートは、なんと時速100㎞にもなるようですよ!
また、選手の切り替えも早く、得点されてもお互いの選手がすぐ戻り試合を始めますので、ハンドボールをあまり知らない人でも前後半の30分があっという間に感じると思いますよ!!

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攻守はお互いダッシュで切り替えます

また、ハンドボールのジャンプシュートは必見です。
滞空時間の長いジャンプから空中で何度もフェイントをかけシュートしたり、空中でパスを受けてそのままシュートしたりと、スーパープレーには驚かされ、熱狂します!
また、体を投げ出してシュートを止めるGKのファインセーブも見どころのひとつです。

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ジャンプシュートで得点を狙います

ディフェンスは正面であれば身体接触が許されていることもあり、格闘技のように激しく体と体をぶつけ、いい形でシュートさせないようにファールを効果的に使って守うこともしばしば。

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正面でブロックしたりと激しくぶつかり合います

点差が開いた場合などは、攻撃時にGKを交代させ、7人のFPでリスクを冒して攻撃する場面もあり、戦略的な一面も。 お互いの戦術も試合も左右する重要なポイントですよ!

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GKなしで攻める7人攻撃

会場である国立代々木競技場の観客席は、2F席でもコートと近く感じ見やすい印象でした。

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1階席横観戦イメージ

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2階席最上部観戦イメージ

トイレや売店はB1へ降りなければなりませんので、時間に余裕をもって行くことをお勧めします。

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B1Fトイレ

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B1F売店

今回試合観戦したのは大崎電気VSトヨタ自動車東日本。
序盤にトヨタ自動車東日本が退場者も出たことで10-3と大崎電気が大量リードするものの、7人攻撃を効果的に使って徐々に追い上げ前半は14-13の1点で折り返します。

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前半1点差まで詰め寄ったトヨタ自動車東日本

後半は一進一退の攻防が続き、大崎電気が終盤連続得点でリードを奪い、トヨタ自動車東日本も食い下がりましたが一歩届かず26-25で大崎電気の勝利となりました。
※大崎電気は11/24(日)の決勝まで進み、見事優勝しました。

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大崎電気の勝利

開催国枠で東京2020オリンピックへの出場の決まっている日本代表!
来年この会場での日本代表の勇姿に期待したいですね!
以上、第71回日本ハンドボール選手権大会観戦レポートでした!

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