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2019.9.20

観戦レポート

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東京2020オリンピック男女マラソン代表内定!!マラソングランドチャンピオンシップ観戦レポート

皆さん、こんにちは!JTBスポーツです。
今回は東京2020オリンピックマラソン代表選考会でもあったマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)について、コースの様子も含めて壮絶なレースとなった本大会の様子をお伝えします!

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大会名称:マラソングランドチャンピオンシップ
     兼 東京2020 オリンピック日本代表選考競技会
     兼 第103回日本陸上競技選手権大会
主催/主管:日本陸上競技連盟
共  催:朝日新聞社、産経新聞社、中日新聞社、毎日新聞社、読売新聞社
後援(予定):東京都、港区、渋谷区、新宿区、千代田区、文京区、中央区、台東区
運営協力:東京陸上競技協会、東京マラソン財団
種  目:マラソン(男子・女子)
開催日時:2019年9月15日(日)
     8時50分 男子マラソンスタート
     9時10分 女子マラソンスタート
コ ー ス:明治神宮外苑発着(日本陸上競技連盟公認コース)
明治神宮外苑いちょう並木~四ツ谷~水道橋~神保町~神田~日本橋~浅草雷門~銀座~新橋~芝公園~日本橋~神保町~二重橋前~明治神宮外苑いちょう並木
競技規則:国際陸上競技連盟(IAAF)並びに日本陸上競技連盟競技規則及び本大会規定による。

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東京2020オリンピックのマラソン代表選考は、2017年夏からマラソングランドチャンピオンシップシリーズ(男子5大会、女子4大会)がスタートされ、該当の大会の順位とタイムによってMGCの出場権が得られます。 MGCの上位2位までが内定、残り一枠は「マラソングランドチャンピオンシップファイナルチャレンジ」といわれる2019年冬から2020年春にかけて対象となる男子3大会、女子3大会で、派遣設定記録(男子2時間05分30秒、女子2時間21分00秒)を上回り、最も速いタイムを出した競技者1人が代表に内定します。 派遣設定記録を上回らない場合は、MGCで3位の選手が内定となります。
コースはスタート、ゴール地点がオリンピックスタジアム(新国立競技場)となること以外は東京2020オリンピックとほぼ同じコースで開催されていました。

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スタート・ゴール地点のいちょう並木は関係者以外立ち入り禁止となっていました

筆者はスタート・ゴール地点のいちょう並木は関係者以外立ち入りできなかったため、近くの明治神宮外苑ゴルフ練習場近くで観戦! 沿道は複数列の人が並び、声援を送っていました。 選手は目の前を一瞬で走って去っていきます。応援の際は、よそ見は禁物です!

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沿道には多くの人が詰めかけ応援します

本番ではスタート・ゴール地点がオリンピックスタジアム(新国立競技場)になりますので、スタジアム内で観戦される方は今回とは違って、スタート・ゴールの瞬間が楽しめますね。

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もうすぐ完成予定のオリンピックスタジアム(新国立競技場)

今回のマラソン観戦で特にオススメなのが、神保町エリアと日本橋エリアです。 神保町、日本橋エリアともに目の前を選手たちが3回通過していきますので、沿道でたくさん声援したい方にはオススメです。
ただ、多くの選手の通るエリアなので、観戦者もかなり多く、場所取りなどにはかなり苦労しそうです。
このあたりでゆっくり見られるスペースがあるとよいですが・・・

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日本橋おすすめエリア観戦ポイント

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日本橋観戦ポイントでの選手の見え方

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神保町おすすめ観戦ポイント

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神保町観戦ポイントでの選手の見え方

東京2020オリンピックの際、マラソンの沿道観戦を検討されている方は、交通規制があるため、普段通りには行きたいポイントにたどり着けない場合があります。 交通規制は事前に確認のうえ、地下鉄の出口などには十分気を付けてくださいね!

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交通規制で信号も点灯していない箇所もあります

観戦するときのポイントとしては、
MGCの時もかなり暑い中行われており、東京2020オリンピック当日も猛暑が予想されるため暑さ対策は万全にしたほうがよさそうです! 帽子、タオル、小型扇風機などがあるとよいと思います。 日傘は周りの方に迷惑になるのでMGCでも見かけることはなく、あまりオススメできません。 雨天時も傘はさせない可能性が高いと思われますので、カッパの準備をしていってくださいね。
また、場所取りしたのち、待ち時間等が長時間になりますので、持ち運びのできる小型の椅子などを持っていくと選手が来るまでの間、少し休憩できて楽かもしれません。 また、自分の観戦ポイントに来るまでのレース展開を確認するために、テレビが見れたり、ラジオが聞けるような端末を持っていくとより楽しめると思います。
沿道はかなりの人がおり、後ろの方だと写真撮影が難しい場合がありますので、自撮り棒などを用意しておくと好きな選手をうまく撮影できますよ!
応援は応援バルーンをたたいて応援したり、横断幕やタオルマフラーを使って応援したり、選手名を大きく叫んで応援したりと人それぞれの応援をしていましたので、自分にあった応援をしてもらえればよいと思います。

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横断幕で応援する人たちもいます

また今回のMGCでは、明治神宮外苑室内球技場前のグランドでパブリックビューイングが行われていました。
スタート時に観戦後、パブリックビューイングを活用して試合の戦況が見れたのでとても便利でしたよ!!

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レースの戦況を見守ります

男子のレースは序盤に設楽選手が飛び出し独走していましたが、終盤失速し追い抜かれ、39キロ付近でスパートをかけた中村匠吾選手、服部勇馬選手、大迫傑選手の三つ巴の戦いに! 2位までが内定となるため、壮絶なデッドヒートとなりましたが、1位に中村選手、2位に服部選手となり代表権を内定させました。 日本記録を持つ大迫選手は、この後のマラソングランドチャンピオンシップファイナルチャレンジの結果次第という結果になりました。

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序盤抜けだす設楽選手

女子のレースは前田穂南選手が20キロ以上独走し見事優勝! 2位には鈴木亜由子選手が入り、鈴木選手に4秒差まで追い上げた小原怜選手が3位となりました。

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スタート地点の女子マラソン

代表を内定させた中村選手、服部選手、前田選手、鈴木選手には来年の東京2020オリンピックで活躍できるよう是非調整してもらいたいですね。
また、残り一枠をかけた今後の戦いにも目が離せません。
以上、マラソングランドチャンピオンシップ観戦レポートでした!

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