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「ザ・ラグビー・チャンピオンシップ」で スプリングボックスにニューヒーロー出現!

こんにちは!南アフリカ観光局です。

ラグビーワールドカップ2019™日本大会の開幕まで2ヶ月を切り、各国の代表スコッドは本番に向けて最終段階のテストマッチを繰り広げています。 日本代表がフィジー、トンガ、サモア、米国、カナダとのパシフィック・ネーションズ・カップを争う傍ら、南アフリカ代表はザ・ラグビー・チャンピオンシップで南半球の強豪国であるニュージーランド、オーストラリア、アルゼンチンとの熾烈な戦いに挑んでいます。

ワールドカップを控えた今年のザ・ラグビー・チャンピオンシップは、各チーム3試合の縮小フォーマットで開催されており、我らが南アフリカ代表スプリングボックスはヨハネスブルグでの開幕戦でオーストラリアに快勝し、敵地ウェリントンで催されたニュージーランドとの第2戦はしぶとく引き分けに持ち込み、2試合終了時点で首位に立っています!

ワールドカップを控えてのテストシリーズを通じて、各国の選手が大舞台での代表入りをめざして懸命にアピールを続ける中、今回のザ・ラグビー・チャンピオンシップで23歳の小柄な新人がスプリングボックスで鮮烈なデビューを果たしました。 スクラムハーフを務める彼の名はハーシェル・ヤンチーズ。 オーストラリア戦では2本のトライを含む大活躍でマン・オブ・ザ・マッチに輝くとともに、後半からの途中出場となったニュージーランド戦では7点ビハインドで迎えた試合終了間際に起死回生のトライを決めるなど、一躍脚光を浴びるヒーローにのし上がりました。

ザ・ラグビー・チャンピオンシップ最終節を迎える8月10日、南アフリカは敵地サルタでアルゼンチンと、そしてニュージーランドは敵地パースでオーストラリアとの決戦に挑みます。 最終戦で南アフリカがアルゼンチンを下してボーナスポイントを獲得すれば勝ち点12となり、ニュージーランドの試合結果にかかわらず、2009年以来(当時はトライネーションズ)10年ぶりとなる南半球王者の栄誉を獲得することになります。

南半球最強の称号をスプリングボックスに勝ち取ってもらい、ワールドカップに向けて弾みを付けてもらいたいのは山々なのですが、ちょっと気になるジンクスが・・・。 それは1999年以降、ワールドカップ・イヤーのザ・ラグビー・チャンピオンシップ/トライネーションズ優勝国は、ワールドカップでウェブ・エリス・カップを手にしていないというもの。 振り返ると1999年はトライネーションズでニュージーランド、ワールドカップはオーストラリアが優勝しており、2003年はトライネーションズでニュージーランド、ワールドカップではイングランドが優勝、2007年はトライネーションズでニュージーランド、ワールドカップは南アフリカが優勝、2011年はトライネーションズでオーストラリア、ワールドカップはニュージーランドが優勝、2015年はザ・ラグビー・チャンピオンシップでオーストラリア、ワールドカップでニュージーランドが優勝となっているのです。 でもやっぱり、今年はジンクスを打ち破り、スプリングボックスに両大会で優勝してもらいましょう!

ところでスプリングボックスとオールブラックスは直近の4試合、いずれも2点以内の僅差で勝敗を分ける大接戦を繰り広げており、9月21日の横浜国際競技場でのワールドカップ初戦で再び激突するライバル同士の一戦は世界の注目が集まること必至。 この試合の敗者は準々決勝で優勝候補の一角であるアイルランドと当たることが濃厚とされていることからも、両者ともグループ首位を目指してのガチンコ勝負で盛り上がるに違いありません。

さて最後になりますが、南アフリカで人気ナンバーワンの名物料理が何かご存知ですか?

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※「写真提供:南アフリカ観光局」
南アフリカは新鮮なシーフードや質の高い肉料理、歴史の中で育まれてきた郷土料理など、バラエティー豊かな料理が楽しめます。

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※「写真提供:南アフリカ観光局」
どの料理も南アフリカ産ワインとの相性抜群です!!

それは人種や性別、年齢などを問わず広く愛されている「ブラーイ(Braai)」と称されるバーベキュー料理。 焼き方が自慢の腕を競う「ブラーイマスター選手権」(日本で強いて例えるなら鍋奉行選手権?)というテレビ番組があるほどだそうで、友人や家族との週末のパーティをはじめ誕生日、クリスマスなどの祝祭日など、機会があればブラーイで盛り上がる習慣が根付いています。 主役はもちろん肉ですが、ブルボス(Boerewors)と呼ばれるとぐろを巻いた大きなソーセージもブラーイには欠かせません。 ブラーイが味わえるお店を南アフリカでは「シサ・ニャーマ(Shisa Nyama)」と呼び(ズールー語で焼いた肉の意味)、ケープタウンには著名人も足を運ぶという「Mzoli’s」や「Gqudu Butchery 110」、ヨハネスブルグには「Moja Cafe」や「Kwa Lichaba」、ダーバンでは「Max’s Lifestyle」や「Eyadini」などの人気店でローカルの人と一緒に本格的ブラーイが楽しめます。 南アフリカ旅行の際にはぜひトラーイ(ブラーイ)を!

以上、南アフリカ観光局レポートでした。

記事協力:南アフリカ観光局

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