七人制ラグビーの南アフリカ代表、東京オリンピックへの出場が決定!
こんにちは!南アフリカ観光局です。
7人制ラグビーのワールドシリーズ第9戦ロンドン大会で、南アフリカ代表スプリングボック・ゼブンズはカナダ、アルゼンチン、日本との予選3試合を全勝で終えたものの、オーストラリアとの準々決勝、ニュージーランドとの5位決定トーナメント準決勝で敗れ、7位タイという不本意な結果に終わりました。
しかし、ラグビーの聖地トゥイッケナム・スタジアムで開催されたロンドン大会で、地元イングランド代表がまさかの14位という成績に止まり、今季ワールドシリーズ総合ポイント争いで4位の南アフリカとの差を22点へと広げてしまったことから、南アフリカは最終戦のパリ大会(6月1~2日)を待たずに、今季終了時の総合ポイント上位4カ国に与えられる来年の東京オリンピックへの出場権をフィジー、米国、ニュージーランドと並んで手にしました!
大会終了後、スプリングボック・ゼブンズのニール・パウエル ヘッドコーチは「チーム本来の力が全く見られなかったオーストラリアとの準々決勝は今季最低のパフォーマンスとなってしまったが、シーズン当初の目標だった東京オリンピックへの出場権を得られたことで、失望感をいくらか和らげることができた。大会初日をあまりに順調に終えたことで、若い選手に気の緩みが生じ、不甲斐ない試合を演じる結果となってしまった。しかし、ニュージーランドとの試合(終了前のラストプレーでトライを許して逆転負け)では覇気のあるプレーが随所で見られ、残念な結果に終わったものの内容のある試合だった」と評しています。
なお今季最終戦のパリ大会では、膝靭帯損傷で長期離脱を強いられていたセシル・アフリカ選手が昨季のロンドン大会以来となるスプリングボック・セブンズ復帰が決定。
南アフリカはウェールズ、ケニア、そしてオーストラリアとの予選ラウンドを戦う一方、来季のコアチーム残留争いで最後の正念場を迎える日本代表はフランス、ニュージーランド、スコットランドとの予選に挑みます。
Go Blitzboks! 頑張れ、ジャパン!
さて、ラグビーワールドカップ2019™日本大会の開幕まであと100日あまりと迫る中、日本を代表する総合スポーツ用品メーカーであり、スプリングボックスのオフィシャルサプライヤーを務めるアシックスは先日、南アフリカの代表選手がワールドカップで着用する新デザインのジャージを発表しました。
ワールドカップ仕様の新ジャージの開発に際して、選手から最も強く要望されたのは、プレー中は何物にも妨げられずに自身を「止められない(Unstoppable)」存在と感じていたい、ということ。
30種類の生地を用いたサンプルは10種類以上にもおよび、選手による過酷な耐久テストを重ねた末に完成したジャージには、スプリングボックスのプレースタイルを活かす最先端の技術が採り入れられています。
“ビースト(野獣)”の愛称を持つプロップのテンダイ・ムタワリラ選手は「ピッチ上で着るものとして、アシックスは期待を上回る出来栄えのジャージを用意してくれた」と述べています。
1995年ワールドカップ南アフリカ大会で優勝を果たしたチームからインスピレーションを得たオリーブグリーンとオレンジゴールドのホームジャージは、スプリングボックスの伝統を際立たせる仕上がりを見せており、過去の大会と同様にワールドカップのロゴを左胸部に配するため、お馴染みのスプリングボックのロゴは左袖部分へと移動されています。
欧州・中東・アフリカ地区のプレジデント兼CEOを務めるアシックスのアリスター・キャメロン氏は「スプリングボックスの新ジャージは、ラグビー界における世界最高の舞台で頂点をめざすスプリングボックスの戦いをサポートすると同時に、南アフリカ国内市場でのブランドの露出と認知度を高める機会をアシックスにもたらすものとなる」と述べています。
日本でしか見ることのできない“Unstoppable”ジャージで躍動するスプリングボックスの勇姿に期待のボルテージは高まるばかりです。
※「写真提供:南アフリカ観光局」
ケープタウンからハーマナスまでは車で約1時間半。ケープタウンのボカープ地区にはカラフルな家が建ち並ぶ人気の観光スポット
最後になりますが、ケープタウンから車で約1時間半の地点に位置するハーマナス(Hermanus)では、これからホエールウォッチングの本格的シーズンの到来を迎え、5~12月にかけてはザトウクジラ、7~11月にはミナミクジラの潮吹きの様子などを海上はもちろん、陸上、さらには空中からでも観察することができます。
※「写真提供:南アフリカ観光局」
ハーマナスは世界的にも有名なホエールウォッチングのメッカ!!
そして、あのブラッド・ピット氏も大満足だったという5ツ星ホテル「The Marine Hotel」に滞在すれば、客室の窓からでもクジラの姿が望める他、引き潮の際に現れる岩石プールなども楽しめます!
ホエールウォッチングが楽しめる世界のベストロケーションのひとつとして、世界自然保護基金(WWF)も選定しているハーマナスで、今夏の休暇を過ごしてみてはいかがでしょうか?
以上、南アフリカ観光局レポートでした。
記事協力:南アフリカ観光局