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来年日本で開催されるワールドカップに向けますます目が離せない!南アフリカのラグビー!!

こんにちは、南アフリカ観光局です。

4年に一度の大舞台となる7人制ラグビーのワールドカップが、先頃米・サンフランシスコで開催されました。
ワールドシリーズ2連覇中の南アフリカ代表スプリングボック・セブンズは、第1シードとして大会に臨み、初戦でアイルランド代表、準々決勝ではスコットランド代表を相手に危なげなく勝利を収め、準決勝へと進出しました。

準決勝の相手は、昨季ワールドシリーズ5位のイングランド代表。
計7回の顔合わせがあった昨季の戦績では、南アフリカ代表が6勝1敗と圧倒していたものの、今回の準決勝では前半立て続けにトライを奪われ、リズムに乗れないまま敗れてしまいました。 決勝に進んだイングランド代表は、決勝戦で前回の覇者ニュージーランド代表との戦いに挑んだものの惜敗。

大舞台に強いニュージーランドが、金メダルに輝きワールドカップ2連覇を達成し、イングランドが銀メダル。 そして3位決定戦で、宿敵フィジーを退けた南アフリカが銅メダルを獲得するとともに、スプリングボック・セブンズのシビウェ・ソイズワピ選手が、オールブラックス・セブンズのジョー・ラボウボウ選手と並んで最多トライ賞に輝き、ワールドカップが閉幕しました。

そして、7人制ラグビーの次の舞台は再びワールドシリーズへ。
すでに2018-19シーズンのカレンダーも発表されており、2018年11月30日~12月1日に催されるドバイ大会で開幕を迎えた後、翌週の12月8~9日にはケープタウンで第2戦が開催されます。 来季は日本代表もコアチームとしてワールドシリーズに参戦するので、南アフリカ代表とのマッチアップにも期待です。

ではここから話題を15人制へ移しますが、いよいよ8月4日に、今季スーパーラグビーの決勝戦がニュージーランドのクライストチャーチで開催されます。
決勝に進んだのは、準決勝でオーストラリアのワラターズを下した南アフリカのライオンズと、ニュージーランドのディフェンディング・チャンピオンのクルセイダーズで、両チームは2年連続で決勝戦にて顔を合わせることになります。 3季連続で決勝まで駒を進めた南アフリカのライオンズは、悲願の初優勝を目指すことになります。

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※「写真提供:南アフリカ観光局」
アパルトヘイト時代に、ネルソン・マンデラ氏が27年間の獄中生活のうち18年を過ごした元刑務所島。島全体がユネスコの世界遺産に登録されている

また8月には、南半球の強豪国であるニュージーランド、オーストラリア、アルゼンチン、南アフリカの代表チームがしのぎを削る「ザ・ラグビー・チャンピオンシップ」が開幕します。
南アフリカ代表スプリングボックスは、地元ダーバンで8月18日に催されるアルゼンチン代表との初戦を皮切りに、10月6日にプレトリアで催されるニュージーランド代表との最終戦まで、各国代表とホーム&アウェイで計6試合を繰り広げることになります。

そして日本では、今シーズンのトップリーグが8月31日にキックオフを迎えます。

神戸製鋼コベルコスティーラーズに、オールブラックスで112キャップを誇る世界的スーパースター、ダン・カーターが入団するなど、話題に事欠かないトップリーグには、今季も南アフリカ出身の有力選手やコーチが大勢参戦します。

コーチ陣では、2007年のラグビーワールドカップで、スプリングボックスを優勝に導いた名将ジェイク・ホワイトが、今季もトヨタ自動車ヴェルブリッツを率いるのをはじめ、スーパーリーグの名門ブルズを2度優勝に導いたフラン・ルディケが、クボタ・スピアーズで3季目のヘッドコーチを務めます。
また、南アフリカ代表前ヘッドコーチの、アリスター・クッツェーが今季からキャノン・イーグルズを指揮。

選手では、クボタ・スピアーズに南アフリカ代表で活躍中の大物ドウェイン・フェルミューレン、ヤマハ発動機ジュビロから移籍のゲラード・ファンデンヒーファー、ブルズで共同キャプテンを務めるバーガー・オーデンダール、シャークスのキャプテンで、南アフリカ代表経験のあるルアン・ボタなどが名を連ねるのをはじめ、キャノン・イーグルズには南アフリカA代表の経験があり、昨シーズンはチーターズの一員として欧州リーグのプロ14で活躍したフレッド・ゼイリンガ、同じくチーターズでプロ14に参戦したリニーア・ベルナルド、昨シーズンは、ストーマーズでプレーしたジャン・デ・クラークが入団。

さらにヤマハ発動機ジュビロは、スプリングボック・セブンズで長く活躍した後に15人制へと軸足を移し、今年6月のウェールズ戦で、南アフリカ代表 初キャップを獲得した強豪ライオンズのクワッガ・スミスが入団を発表。
南アフリカをはじめとしたラグビー強豪国のビッグネームが数多くプレーする今季のトップリーグからも目が離せません。

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※「写真提供:南アフリカ観光局」
プレトリア北東部の高台の上にある、ユニオン・ビルディングスに建てられた全高 9メートルのネルソン・マンデラ氏の銅像

さて最後になりますが、南アフリカは今年 ネルソン・マンデラの生誕100周年を迎えています。 7月18日のマンデラ・デーに際しての記念式典では、オバマ前米大統領が講演を行なう一方で、生誕100年を記念してロンドンで開催中の「The Centenary Exhibition 2018」には英国のヘンリー王子とメーガン妃夫妻が訪問。
今年は、マンデラが成し遂げた偉業を改めて思い起こす絶好の機会ですので、南アフリカに点在する自由と平等、民主主義を勝ち取るまでの長い道のりに残された数々の足跡やゆかりの地を訪ねてみてはいかがでしょうか。

http://mandela.southafrica.net/map

以上、南アフリカ観光局レポートでした。

記事協力:南アフリカ観光局

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