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7人制ラグビーのワールドシリーズ開幕戦が迫る!

こんにちは! 南アフリカ観光局です。

2023年のラグビーワールドカップ招致レースで優位に立っていた南アフリカですが、11月15日にロンドンで催されたワールドラグビー理事会での投票で惜しくもフランスに敗れ、1995年大会以来2度目の開催は夢と消え去りました。 事前の評価報告書では最高の評価を得ていたものの、投票前のロビー活動でフランスに票を奪われてしまったようです。
南アフリカは2006年サッカーワールドカップの招致レースでもドイツに1票差で敗れる経験をしていますが、2010年大会の招致では成功を収めています。 ここは気を取り直して2027年大会の招致に再度挑んでもらいたいと思います。

さて、その南アフリカ=スプリングボックスですが、11月のウィンドウマンスに催されたテストマッチではアイルランド代表に敗れたもののイタリア代表、そしてラグビーワールドカップ招致レースで苦杯を喫したフランス代表に競り勝ち、見事にリベンジ?を果たしました。 今年のテストマッチ最終戦は12月2日、敵地カーディフでウェールズに挑みます。
そのスプリングボックスを率いるヘッドコーチ(HC)、アリスター・クッツェー氏ですがつい先日、南アフリカで発行されているアフリカーンス語の新聞Rapportでトップリーグのキャノン・イーグルズの指揮官に就任するのではと報道されました。 南アフリカラグビー協会(SARU)は12月13日に開催する理事会でクッツェーHCの今後の処遇について話し合うことを予定しており、解任の可能性もあることから、このような噂が流れたのではないかと想像されます。 SARUとの契約ではテストマッチで最低65%の勝率を収めることがHCの命題に掲げられているようですが、クッツェーHCの戦績はこれまで24戦中11勝で勝率は46%。 今年最後のウェールズ戦に勝利しても48%、敗れれば44%となります。 ご本人は今回の報道について完全否定していますが、今後の動向に注目です。

話題は7人制に移りますが前回のブログでも触れたとおり、今シーズンの7人制ラグビーのワールドシリーズ開幕戦が12月1?2日にドバイで催され、ディフェンディングチャンピオンであるスプリングボック・セブンズは予選ラウンドでカナダ、ケニア、ウガンダと対戦します。
すでに発表されている出場メンバーには傑出したスピードを誇るセアベロ・セナトラをはじめ、怪我で試合から離れていた元キャプテンのカイル・ブラウン、北九州での日本代表戦に世界選抜XVのメンバーとして出場したクワッガ・スミスといったベテランがチームに復帰。 セシル・アフリカやブランコ・デュプレア、キャプテンを務めるフィリップ・スナイマンらの経験豊富な選手を含めた全選手の平均出場トーナメント数は、スプリングボック・セブンズで過去最高の37にものぼります。 しかしながらキャプテンのフィリップ・スナイマンは「油断は大敵。 出場する全チームも力を増しており、ベストなパフォーマンスを続けないと試合に敗れてしまう。 今シーズンの初戦となるウガンダとの試合にも気を引き締めて挑む」と述べています。
スプリングボック・セブンズの最多得点王(1,297ポイント)であるセシル・アフリカ、最多コンバージョン王(329回)のブランコ・デュプレア、トライ王(189本)のセアベロ・セナトラらを擁するBlitzbokkeの今シーズンの活躍にぜひご期待ください!

最後になりますが、南半球に位置する南アフリカはこれから本格的な夏を迎えます。 年間を通じて温暖な気候に恵まれてはいるものの、やはり夏は格別。 豊かな自然と心地良いアフリカの太陽の下でのキャノピーツアーやハイキングをはじめとした多彩なアウトドア・アクティビティ、ケープタウンとヨハネスブルグを走る「赤バス」と称されるオープントップの二階建て観光バスでの小旅行、ブルーフラッグの称号を持つ美しいビーチの数々などを楽しむのに絶好のシーズンです。

日本の寒い冬から抜け出して、夏の南アフリカの魅力に触れてみてはいかがでしょうか!?

以上、南アフリカ観光局レポートでした。

記事協力:南アフリカ観光局

※掲載記事については、2017年11月下旬の情報となります。

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