緑と赤のコントラストが映える横浜で勝負を決めたペナルティゴール！ウェールズv南アフリカ観戦レポート！［10月27日/横浜/SF2］

2019.10.29

RWC2019日本大会最新情報

緑と赤のコントラストが映える横浜で
勝負を決めたペナルティゴール！
ウェールズv南アフリカ観戦レポート！
［10月27日/横浜/SF2］

皆さん、こんにちは！JTBスポーツラグビー担当です。
大会38日目、今回は10月27日（日）、横浜国際総合競技場で開催された準決勝のウェールズv南アフリカ観戦レポートをお伝えします！

＞＞決勝トーナメントの組合せはコチラ（外部サイト）
https://www.rugbyworldcup.com/matches
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前日の準決勝でイングランドが勝ち上がったことで、決勝戦の“残り1枠”が本日の戦いで決まります。

新横浜駅に集うサポーターたち

世界ランキング3位（※）の“レッドドラゴン”ことウェールズと同ランキング4位（※）の“スプリングボクス”こと南アフリカが激突するとあって、15時の開場前から新横浜駅やスタジアム周辺の飲食店やコンビニ前で両国サポーターが早くも盛り上がります。今回は海外同士の対戦ですが、さすが準決勝！日本人の方々も多く、いろんな国のユニフォームが見られかなり彩り豊かで、みなさんビール飲んで、陽気に歌っていました。

横浜国際総合競技場までの道はもう人人人。。。

ちなみに、駅横のコーナーで、スクラムユニゾンの歌手による国歌練習が行われ参加してみました。ウェールズも南アフリカも言語が少し難しかったのですが、このおかげで本番はかなり歌えましたよ！皆さんもぜひ参加してみくださいね！

駅横のコーナーで、スクラムユニゾンの歌手による国歌練習

当日の天候は日中は20℃を超える晴天で、前日と比べると心地よい晴れ日。やや汗ばむくらいの気候でしたが、試合時間では、やや肌寒さを感じるくらいで、秋が感じられる夜となりました。
開場時にはゲート前に多くのサポーターが列を作り、決勝の舞台を目指した最高峰の戦いにサポーターの熱気が漂っており、両国サポーターは半袖やノースリーブが多く、やはり外国人は体感温度が違うのでしょうか！？

試合前。ここで食事を済ませる人も多く、この日はビールを求める行列が。。

今回対戦する両チームについて、欧州王者のウェールズは1次リーグ4戦全勝で首位通過しましたが、決勝トーナメント初戦の準々決勝フランス戦では終始リードを許す苦しい展開を最後の5分で大逆転し、ベスト4に進出。
対する、南アフリカは予選プール初戦で絶対王者のニュージーランドに敗れたものの、2試合目以降は危なげなく勝ち進み、予選プールを2位通過。そして記憶に新しい決勝トーナメント初戦の日本戦は、強靭なフォワード陣のパワーで圧倒し、ベスト4に進出してきました。

両チームは前回イングランド大会で対戦しており、その際はウェールズが試合終了間際にトライを決め、勝利をもぎ取りました。ウェールズは今年のシックスネーションズでは全勝優勝を果たし、ワールドカップに乗り込んできています。

スタジアムには両チームのサポーターで埋まっており、見渡す限りの緑と赤のコントラストがとても美しい！
その中でも南アフリカ応援団はやっぱり元気。選手同様に大きな体を揺らしながら、声援のボリュームもすごい！

試合開始。炎も高らかに。

試合前には黙とうが捧げられ、いよいよキックオフ。
試合の序盤は、ウェールズの巧さと南アフリカのパワーとのぶつかり合いでしたが、南アフリカSOハンドレ・ポラード選手とウェールズSOダン・ビガー選手のペナルティゴールによる点の取り合いから、さらに南アフリカがペナルティゴールを重ね、9-6とリードして前半を終了します。南アフリカのフィジカル勝負にウェールズもキックを多用しながら対応し、事前の予想通り両チームのキッカーが活躍する展開になりました。

後半に入ると、ウェールズがペナルティゴールで9-9で追いつきますが、その後、南アフリカが本日初トライを決め点差を広げます。しかし、ウェールズはラインアウトからペナルティを獲得すると、ペナルティゴールではなく、なんとスクラムを選択。ウェールズの勇気ある選択に、スタジアムは大きな歓声で盛り上がります。その後、スクラムとコンバージョンを決めまたもや同点に。