感動と夢を与えてくれたブレイブ・ブロッサムズ!
日本v南アフリカ観戦レポート!
[10月20日/東京/QF4]
皆さん、こんにちは!JTBスポーツラグビー担当です。
大会31日目、今回は10月20日(日)、東京スタジアム(調布市)で開催された準々決勝の日本v南アフリカ観戦レポートをお伝えします!
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19日(土)よりスタートした決勝トーナメント・準々決勝もいよいよ2日目の最終戦。
はたして、ジェイミーJAPANのビクトリーロードは11月2日(土)まで続くのか?
京王線・飛田給駅に集う多くのサポーターたち
いよいよ念願の決勝トーナメント初戦ということもあり、試合開始3時間前にも関わらずスタジアム最寄りの京王線・飛田給駅でも大混雑! ほぼ日本一色かと思いきや、南アフリカはもちろん、アイルランド、スコットランド、オーストラリアのユニフォームの方々とさまざま。 予選と違って、今回は日本のユニフォームや日の丸をつけた外国の方々も多く見られ、いろんな人に「ジャパーン!」と声をかけられました。 数々の勇気と感動を与えてきた日本チームのファンになった方も増えたのでしょうね。
飛田給駅から東京スタジアムへの道。もうすでに行列です。
当日はどんよりとした曇り空のなか、日本代表のジャージを纏った多くのサポーターが、スタジアムにどんどん来場し、昨日(10月19日)に続き、15分前倒しの16時開場で入場が始まります。
スペクテータープラザにあるパブリックビューイングで観戦
スペクテータープラザでは、大分会場のウェールズvフランスをパブリックビューイングで観戦している方も多く、本日も入場制限がかかる大盛況! 後半残り時間少ない中でのウェールズの大逆転劇に、盛り上がりました! スペクテータープラザにはいろんな体験ブースがあり、こちらは光ったところにラグビーボールを当てて、得点を競うゲーム。 子どもたちが楽しそうにチャレンジしていました。 落とすと、どこに跳ねるかわからないので、ハラハラです。 無料のフェイスペインティングコーナーもあり、こちらも長蛇の列でした。
体験ブースでは子どもたちが楽しそうにチャレンジ
準々決勝初戦では、優勝候補の一角である世界ランキング4位(※)の南アフリカと対戦するということで、やはり思い出すのは前回イングランド大会の“ブライトンミラクル”ですが、現在までに日本は南アフリカとの通算の対戦成績が1勝1敗。 4年前に「世紀の番狂わせ」と呼ばれる勝利をあげたものの、大会直前のテストマッチでは7対41で敗れており、同ランキング8位(※)の日本代表としては、何とかして雪辱を果たしたいところ。 これまでの予選プールにおいても発揮してきた、得意のスクラムやモールといった力勝負への対応力と本来の素早い攻撃などが勝負の鍵とみられています。
試合前の国歌斉唱では、君が代を歌う選手たちの目にも涙が見られます。 この決勝トーナメントへの思いと代表としての誇りをかけ、いよいよキックオフです。
試合開始早々、南アフリカにスクラムで押し込まれ、FBマカゾレ・マピンピ選手のトライで先制されますが、その後南アフリカの反則でシンビンとなり、数的有利な展開でようやくSO田村選手のペナルティゴールが決まり、3-5と追いかけ、このまま前半を終了。
南アフリカが、強みのFWを前面に押し出し、セットプレーやラインアウトでプレッシャーをかけ、日本代表は苦しい展開。
スプリングボクス(南アフリカ代表の愛称)のスピードと、タックルでも倒れない強さを目の当たりにして、やや圧倒された感が残ります。
ちなみに、リーチ・マイケル選手がボールを持つと、今大会では定番になった『リーーーーーチ!!!』コールの大歓声、かたや南アフリカのPRムタワリラ選手の場合にはお馴染みの『ビースト!』コールが。
さて、後半に入ると、すぐさま南アフリカの猛攻が始まり、ペナルティゴールを重ね、徐々に点差が広がってしまいます。
特に、強烈だったのは後半26分の長い距離のモールからの力強い押し込みで奪われたSHフランソワ・デクラーク選手のトライ。
パワーに勝る南アフリカの底力を感じた瞬間でもあり、デクラーク選手はプレーヤー・オブ・ザ・マッチにも選ばれました。
その後も日本が劣勢なのは変わらず、トライも決められ最後は3-26で万事休すで、ノーサイド。
南アフリカの強靭なパワーで押し込まれた日本は、史上初のベスト4には進めず、残念ながら準々決勝で敗退となってしまいました。
試合後のキャプテンであるリーチ・マイケル選手が発した、「下を向く必要はない。このチームをキャプテンとして誇りに思うし、選手一人ひとりも誇りに思うべきだ」という言葉に日本中、いや世界中のラグビーファンが同じ想いを感じていたはず。
今回は世界屈指のパワーを誇る南アフリカに一矢報いることはできませんでしたが、予選プールを1位通過し、“OneTeam”の精神で、日本のサポーターを夢の決勝トーナメントまで連れてきたブレイブ・ブロッサムズに、感謝の言葉しか見当たりません!
今大会の日本代表戦は終わりましたが、これからの新時代の幕開けと、ベスト4へ進んだ海外強豪国のプライドをかけた戦いはまだまだ続きます。
ラグビーワールドカップ2019は、準決勝、決勝のステージを残すのみとなります。
最高峰の試合を楽しみましょう!
以上、観戦レポートでした!次回をお楽しみに!
INFORMATION
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注:世界ランキングは2019年10月21日付のデータとなります。
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