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史上初の3連覇ならず!最高峰の戦いとなった
ニュージーランドvイングランド観戦レポート!
[10月26日/横浜/SF1]

皆さん、こんにちは!JTBスポーツラグビー担当です。
大会37日目、今回は10月26日(土)、横浜国際総合競技場で開催された準決勝のニュージーランドvイングランド観戦レポートをお伝えします!

>>決勝トーナメントの組合せはコチラ(外部サイト)
https://www.rugbyworldcup.com/matches
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いよいよ残るは4チームのみとなり、強豪国同士の戦いが始まります。

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新横浜駅には早くもサポーターたちが集まり出します

世界ランキング1位(※)のニュージーランドと同ランキング2位(※)のイングランドが激突するとあって、14時の開場前から最寄駅となる新横浜駅には多くのサポーターが集結。 両チームのサポーターはもちろん、準決勝ということもあり、日本代表ユニフォームや他海外チームのユニフォームを纏ったサポーターも多く駆けつけています。

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すでにこの人だかり。本日のビールの売れ行きも好調。フードブースも列はありますが、そこまで待たなくても買うことができました。

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当日の天候は日中は25℃くらいの晴天で、やや汗ばむくらいの気候。
開場前から多くのサポーターがゲート前に列を作り、最高峰の戦いを前に早くも熱気が漂います。

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遠くに富士山が!外国の方々も大興奮!皆さんスマホのカメラでたくさん撮影されていました。

今回対戦する両チームについて、ニュージーランド代表の“オールブラックス”は、予選プールを無敗で通過し、準々決勝も世界ランキング4位(※)のアイルランドに快勝し、ベスト4に進出。
対するイングランドも“死のプールC”を無敗で通過しており、準々決勝では強豪オーストラリアに快勝しベスト4に進出していることから、共に似たような勝ち上がり方をしている強豪国同士による世界最高峰の戦いとなります。

スタジアム内の応援団を見ると、ニュージーランドのジャージを着たサポーターがやや優勢の感じ。
現地から来日されたサポーター以外にもオールブラックスのジャージを着た日本のサポーターもたくさん! やはり、オールブラックスの人気はすごいですね!

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オールブラックスの黒ジャージを多く見かけました

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試合前のハカ。イングランドがV字で逆プレッシャーをかけ、会場からも歓声が。

試合前には、元オールブラックスのダン・カーター氏のインタビューがビジョンに映し出されると大きな歓声が。 そして黙とう、国歌斉唱後にはニュージーランド恒例のウォークライである「ハカ」を披露し、特別な試合でして見せない「カパオパンゴ」でプレッシャーをかけますが、イングランドはいつものウォームアップユニフォームを脱がず、なんとV字型に並んで陣取り「ハカ」に対抗します。 レフリーに注意を受けるシーンもあったものの、イングランドのこの戦いにかける意気込みが凄く、スタジアムは異様な雰囲気に包まれます。

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今回はこれまで以上に炎が大きかった気が。。

試合の方はキックオフ直後、イングランドが即座に攻め込み、なんと1分36秒でトライとコンバージョンを決め、7-0とリードします。 その後もイングランドの強力なフォワード陣の押し込みやパス回しによる攻撃が続き、ペナルティゴールによる加点で前半を10-0と折り返します。
試合中、イングランドサポーターの歌声が響きわたり、ロンドン郊外にある「ラグビーの聖地」トゥィッケナム・スタジアムのような雰囲気になる場面も。

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終始優勢なイングランドサポーターは大盛り上がり!

後半に入ってもイングランドの攻撃が続き、即座にトライを決めたかに思えましたが、前半同様TMO(テレビジョン・マッチ・オフィシャルの略)により認められず、ノートライ。 その後、ペナルティゴールを決めた後、ニュージーランドの反撃でトライを決められ、13-7と追い込まれます。 しかし、イングランドは消極的にならず、攻め込む姿勢を貫き、ペナルティゴールを2つ重ね、19-7でノーサイド。

試合終始、ブレイクダウンやディフェンスで圧力をかけ続け、ニュージーランドを自由にさせなかったラグビーの母国イングランドが、王国ニュージーランドを完全に押さえこんで、歴史的な勝利を飾りました。 対するオールブラックスは、2007年以来のワールドカップでの敗戦ということになってしまいました。

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ノーサイド。オールブラックスのお辞儀の後はイングランドも各席回ってきてくれました。

ラグビー王国のニュージーランドを序盤から攻め続けたイングランドに対し、この日スタジアムに来場した68,843人が歓喜に湧く、素晴らしい戦いとなりました。 しかも、イングランドサポーターはとにかく熱い!! みんなでハイタッチして、ハグして、忙しかった様子(笑)。
試合後、元日本代表HCであるエディー・ジョーンズによる日本語の挨拶にもひときわ大きな拍手と歓声が起こります。 前回イングランド大会での予選敗退から、エディー・ジョーンズHCにより強靭なチームに鍛えられたイングランドに、次の決勝も大きく期待できますね!

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以上、観戦レポートでした!次回をお楽しみに!

INFORMATION

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注:世界ランキングは2019年10月26日付のデータとなります。
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