4強への執念が実った劇的な逆転劇!
ウェールズvフランス観戦レポート!
[10月20日/大分/QF3]
皆さん、こんにちは!JTBスポーツラグビー担当です。
大会31日目、今回は10月20日(日)、大分県・大分スポーツ公園総合競技場で開催された準々決勝のウェールズvフランス観戦レポートをお伝えします!
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19日(土)よりスタートした決勝トーナメント・準々決勝もいよいよ2日目となる最終日。
大分の地で行われるラグビーワールドカップ最終戦とあって、スタジアムへ向かうシャトルバス乗り場にはお昼過ぎから多くの人が行列をなし、特に海外からのサポーターが多く見受けられます。
今回の対戦はヨーロッパ勢同士の激突となり、世界ランキング2位(※)の「レッドドラゴン」こと、ウェールズはプールDを4連勝で1位通過し、司令塔のSOダン・ビガー選手を軸に2011年以来の準決勝進出を狙います。 対する同ランキング8位(※)のフランス「レ・ブルー」は、「死の組」と呼ばれたプールCのなか、イングランドとの最終戦は台風の影響で中止となったものの、アルゼンチン、米国、トンガに3連勝して2位で勝ち上がってきた強豪。
両チームの対戦成績は、最近の8試合はウェールズが7勝1敗と圧倒しているものの、2017年のシックスネーションズでフランスが勝利しており、欧州の伝統国同士の白熱した戦いが期待できます。 しかも、フランスに至っては次回2023年が自国開催とあって、国中の期待を背負って試合に臨みます。
スタジアムでは両チームを中心とした海外サポーターが多く占め、なかでもウェールズサポーターが7割ほど席を埋めています。
試合の方は、まずは開始早々フランスが攻め込み、LOセバスティアン・バハマヒナ選手が先制トライ。
その後もトライを決め、12-0とウェールズを突き放しますが、ウェールズもトライとペナルティゴールで10-12と反撃します。
しかし、シンビン(10分間の退場)で数的優位を得たフランスがトライとコンバージョンを決め、19-10で前半を終了します。
後半に入り、前半の勢いを活かしたシャンパンラグビーで勝利を狙うフランスが肘打ちで一発退場になると、一人少ない劣勢となり、ウェールズに徐々に追い上げられます。 残り約5分を目の前にし、このままフランスが逃げ切るかと思った瞬間、ウェールズがモールで押し込みそのままトライ! 残り数分を切ったところで20-19と逆転に成功してノーサイドを迎えることになり、4年後の自国開催を前に初優勝を目指していたフランスは、惜しくも準々決勝で敗退となってしまいました。
この試合ではウェールズの4強への執念が最後のトライを呼び込み、うれしい27日(日)の準決勝切符を手にしましたが、最後の最後まであきらめない選手たちのプレーに観戦していた皆々が心奮わせたのではないでしょうか。
以上、観戦レポートでした!次回をお楽しみに!
INFORMATION
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注:世界ランキングは2019年10月14日付のデータとなります。
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