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王者の誇りとアイルランド魂の激突!
ニュージーランドvアイルランド観戦レポート!
[10月19日/東京/QF2]

皆さん、こんにちは!JTBスポーツラグビー担当です。
大会30日目、今回は10月19日(土)、東京スタジアム(調布市)で開催された準々決勝のニュージーランドvアイルランド観戦レポートをお伝えします!

>>決勝トーナメントの組合せはコチラ(外部サイト)
https://www.rugbyworldcup.com/matches
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いよいよ、負ければ終わりの決勝トーナメントがスタートし、初日の準々決勝2試合目は東京スタジアム。 今回は、ワールドカップ3連覇を狙うニュージーランド代表“オールブラックス”とワールドカップ開幕時は世界ランキング1位であったアイルランドとの決戦ということで、スタジアムに向かう新宿駅や京王線・飛田給駅では、オールブラックスファン及びアイルランドサポーターで溢れ返っています。

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新宿駅でも既にサポーターたちが盛り上がっている様子

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京王線・飛田給駅では既にサポーターたちで溢れ返っています

スタジアムに着くと、ビール片手に「Ireland’s Call(アイルランドの叫び)」を歌いながら盛り上がっているアイルランドサポーター。 特徴のある「緑色」のユニフォームが、とても目立ちます。 ちなみに、オールブラックスの「黒」ユニフォームはもちろん、本日の試合を期待していたのか、スコットランドや南アフリカのユニフォームを着た方たちもちらほら。

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スタジアム内に入ると、16:15より大分で準々決勝1(イングランドvオーストラリア)がスタートしていたことで、場内のスペクテータープラザには多くのお客様で溢れ、入場規制がかかっていました。 しかも、ビールの売れ行きも相変わらずスゴイ!

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パブリックビューイングで大分の準々決勝1(イングランドvオーストラリア)を観戦するサポーターたち

ちなみに、ゲートが開いた途端、売り子スタッフにビールを買い求めるアイルランドサポーター。 場内のパブリックビューイング近くにもあるのに待ちきれないのかも・・。
面白かったのは、ニュージーランドサポーターはオーストラリアを、アイルランドサポーターはイングランドを応援しているように心なしか見えました。 それぞれライバルとは言え、やはり近隣国を応援するのでしょうね。

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今回対戦する両チームの対戦戦績はニュージーランドが28勝1分2敗と圧倒的に数字的には有利ですが、アイルランドの「2勝」は、知将ジョー・シュミットHCが就任以降、近々3年間で勝ち取ったもの。 昨年も地元ダブリンで競り勝っており、どちらが勝つか非常に楽しみな一戦です!

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試合前には、調布よさこいのホストシティパフォーマンス

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試合前には、台風19号の犠牲者へ黙とうが捧げられると、両チームの国歌斉唱が始まり、アイルランドのアンセム「Ireland’s Call」をサポーターが大合唱で歌い、スタジアムを包み込みます。 世界中で知れ渡るオールブラックスのウォークライである「ハカ」は、特別な試合でしか披露しない「カパ・オ・パンゴ」であったが、なんと、ここで会場内のアイルランドサポーターが「Ireland’s Call」で対抗します。 世界王者オールブラックスの「ハカ」を打ち消すかのような歌声で、スタジアムは異様な雰囲気に!

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試合が始まると、ニュージーランドが優勢に試合を進め、SOリッチー・モウンガ選手の長い距離のペナルティゴールで先制。 ここから、世界最強軍団である”オールブラックス”の強さが際立ち、SHアーロン・スミス選手の2トライ、FBボーデン・バレット選手のトライなどが決まり、前半を22-0でアイルランドを無得点に抑えて折り返します。

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後半に入っても、ニュージーランドが容赦なく攻勢をかけ、トライを重ねることで予想以上に一方的な展開に。 このまま、「あのアイルランドが無得点か?」と思った後半残り10分でようやく2トライを決め、意地を見せましたが、最後はニュージーランドの強さが際立ち、46-14でノーサイド。 ニュージーランドが完勝、圧倒的な強さでベスト4入りを決めた。

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試合を通じ、オールブラックスの強さを痛感しました。
ミスはしないし、隙があると突破されるし、ボールのあるところに人が集まるのが早く、いつも数的有利に見えました。 シンビン(危険なプレーなどにより、一時的に試合から離れること)で1人欠けてもトライする圧倒的な強さは、正直怖いぐらい。

オールブラックスは、今大会もはや恒例となりました「お辞儀」でスタジアムのサポーターに感謝の意を伝えます。

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この試合で引退する、アイルランドのローリー・ベスト主将が後半23分に交代する際には、スタンディングオーベーションが起こり、とても印象的なシーンでした。 最後は彼のために両チームが花道をつくっていたのも素敵ですね。 両チームに惜しみない拍手が贈られていました。

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ニュージーランドは、10月26日(土)の準決勝1でイングランドとの楽しみな対戦となりましたね!

以上、観戦レポートでした!次回をお楽しみに!

INFORMATION

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https://www.jtb.co.jp/sports/rwc2019/

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注:世界ランキングは2019年10月14日付のデータとなります。
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