オリンピック期間の公共交通について
Bon dia! Tudo Bem?
今回はリオデジャネイロオリンピックに向けて、公共交通についてご案内します。
リオデジャネイロオリンピックは大きく4つの地区で競技が開催されます。
①マラカナン地区(開閉会式、陸上、バレーボールなど)
②デオドーロ地区(ホッケー、ラグビー、乗馬、射撃など)
③コパカバーナ地区(ビーチバレー、ボート、カヌー、セーリングなど)
④バッハ地区(オリンピックパーク:競泳、柔道、レスリング、体操など)
となっています。
公共交通機関は大きく地下鉄、鉄道、路線バス、BRT(専用バスレーン)に分けられ、オリンピック期間中は基本的に公共機関で移動いただく事になります。
特に現地で工事の遅れが心配されているのが、地下鉄4号線(イパネマ地区~バッハ地区を結ぶ路線)と、BRT トランスオリンピカ線(バッハ地区~デオドーロ地区を結ぶ路線)です。
地下鉄4号線は8月1日の開通と正式発表されましたが、間に合ったとしてもぶっつけ本番の運行になってしまい、オリンピックチケットを持った者しか乗車出来ないようです。(途中に幾つか駅がありますが、期間中は途中駅は利用しない方向です。)
BRT トランスオリンピカ線は工事が間に合うかどうか、予断を許さない状況です。
BRT とは専用バスレーンのことで2連結のバスを専用レーンで走らせる路線ですが、工事を見る限り、開通は難しいように思えます。
その他、BRTトランスオエスチ線(バッハ入り口ーオリンピックパーク)も急ピッチの作業を進めています。
いずれにしましても交通渋滞が激しいリオでは車で移動するより、地下鉄、BRTを利用した方がスムーズに移動が出来ます。
チャージ式のプレパゴカード
通常、リオの中心地からバッハ地区のオリンピックパークまでは車で約1時間~1時間15分の移動距離、時間ですが、朝夕のラッシュや雨の場合、2時間30分~3時間かかる事もありますので、オリンピック期間の交通量は全く読めず、正確な所要時間もつかめない状況です。
現地では競技会場は100%完成しますが、観客の輸送手段が100%完成されるか、不安視されています。
残念ながらリオの組織委員会では観客の移動などはあまり興味が無いようです。
現段階では未決定事項も多く、正確なご案内が出来ない部分も多いですので、日々の情報収集に努めてください。
Obrigado!