治安が悪化しています!もしもの場合は、冷静に対応しましょう。
Bon dia! Tudo Bem?
以前、リオの治安については触れましたが、最近の景気の低迷や政治不安により、ますます治安が悪化しているように見えます。
最近では、ルセフ大統領の弾劾裁判の問題で、大都市を中心にデモが頻発しています。
リオデジャネイロ領事館の発表では、2015年度リオ市内の殺人事件は1,205件(日本発生件数の25倍)、強盗事件は81,740件(日本発生件数の660倍)となっており、数値からも危険度合を理解して頂けるかと思います。
リオでの生活は約1年となりましたが、既に目の前で5回ほど強盗を目撃しており、特にセントロ地区や夜間の一人歩きは注意が必要です。
ここ数年の景気の悪化で、「ファベイラ」と呼ばれる貧民街の若者が犯罪を犯す傾向にあるようです。
ファベイラ
ブラジルの法律では18歳以下の若者が殺人を犯しても罪に問われないため、繰り返し犯罪を犯すようです。
リオでは「自分の身は自分で守る」が基本的な考え方となっています。
では、もし自分自身が強盗に遭遇した場合、どのように行動すべきか?以下の4点が重要となります。
①慌てず騒がず冷静に対処する。
②相手の顔を直視しない。
③急な動作をしない。
④相手に無断でポケットや懐などに手を入れない。
残念ながら、要求された物に関しては抵抗せずに差し出すのが危険を回避する方法だと思います。
また、タクシー乗車の際も気を付ける必要があります。外から見える所にカバンや携帯電話を置かない事が重要です。なるべく窓も開けない方が良いでしょう。
万一強盗にあった場合は、イパネマ地区にあるツーリストポリスで届け出を行ってください。
先ほど犯罪件数を記載しましたが、届け出をしないケースも多く、実際の犯罪は数字以上に多いと予想します。くれぐれもご注意ください。(でも、一般市民は皆さん良い人達です。)
Obrigado!