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平昌2018パラリンピック冬季競技大会出場をかけて
「勝負の試合が始まります!」

こんにちは!
JTBコミュニケーションデザイン所属、パラアルペンスキー競技の小池です。

平昌オリンピックの選考を掛けた大会が各地で開催されていますね!
平昌パラリンピックも、クロスカントリー、スノーボードクロスともに選考レースが始まっています。
私たちアルペンスキーも最終選考の場となるWPCワールドカップ8試合が欧州にて開始されるため、11月25日より再び遠征に参加しています。

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チロル州Obergurglにて練習環境提供くださった支配人と
(後列 右から3人目が私です JPSA提供)

ここまでオーストリア・soelden(セルデン)にて2週間の最終調整となる練習を経て、現在は試合会場に到着し、最終調整中です。
13日から開幕予定の緒戦の地、スイス・St Moritz(サンモリッツ)でのスピード系の種目4試合は、あいにくの悪天候続きで試合中止となってしまいました。19日より始まります、次戦の地、オーストリア・Kuhtai(クータイ)スキー場にて現在は短期集中の練習で調整しています。

19日~22日の予定で、大回転2戦、回転2戦を、およそ20カ国150名で争われる今大会。
日本障がい者スキー連盟が公表している平昌選考の条件はいくつかありますが、主には、「パラリンピックで入賞(8位以内)以上が見込まれるもの」があります。
そのためには、今回ワールドカップで最低10位以内に入りつつ、なおかつ国内でのメンバー絞り込みに勝ち残ることが必要です。

私の最大の目標は、パラリンピックで金メダルを獲得すること!

4大会目の挑戦となる平昌パラリンピックに向けては、出場は通過点としていきたいところですが、昨季負傷により試合に出られなかった分、出場権利残り数枠をかけて争うなかの一人という立場となっています。

しかし、私には昨年の負傷後、怪我したからこそ見つめ直せた身体の使い方や、用具の生かし方などなど、怪我前には身に付いていなかったいくつかの『武器』があります。
各国とも若手の台頭が各国著しいですし、国内選考も厳しい競争がありますが、ここまでの復帰後、着実に過去最も良い滑りができている手応えが有ります。

最後は自分自身を始め、使用する道具を信じて滑ること。
そしてここまでサポートしてきてくださった皆様の力添えにより身に付いた事柄を信じ抜いて、積極的に攻めてきます。
先ずは必ず出場権利を勝ち取って参ります!!

<試合日程>
・12月19日~22日 Kutai
GS(大回転)2戦、SL(回転)2戦

試合結果は以下のサイトで確認できます。
WPAS(ワールドパラアルペンスキー 公式HP)
https://www.paralympic.org/alpine-skiing/calendar-and-results

※カレンダーの日付順に開催されている大会の結果が見られます。
 「SL」、「GS」といった種目のボタンから進めます。

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(小池 回転種目 国内大会の様子 JPSA提供)

パラリンピックのアルペンスキー種目は、競技性が非常に高く、健常者アルペンスキー同様に怪我のリスクと紙一重のスリリングな競技です。特に100kmを超える滑降種目は、本当に大怪我や命のリスクもあります。
障がいを超えた一つのアクロバティックな競技スポーツとして、ぜひ一度、皆さまにも実際に見ていただける機会を作っていきたいと願いつつ、まずは試合でベストを尽くして参ります。

それでは引き続き、応援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

JTBコミュニケーションデザイン
パラアルペンスキー日本代表 小池岳太

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