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リハビリが順調に進み、雪上練習を再開しました!!

こんにちは!
JTBコミュニケーションデザイン所属、パラ・アルペンスキー競技の小池岳太です。

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写真提供:SAJD

雪不足から一転し、各地で大雪に見舞われ、長野県内のスキー場も一気に降雪量が増えました。
アルペンスキーの練習には新雪はなるべく避けたいので、できるだけ硬い雪のスキー場を求めて県内を転々としています。

さて、昨年9月8日の膝半月板負傷から4ヶ月目が経ちましたが、お陰様でリハビリは順調に推移しております。 昨年末より雪上練習も再開し、順調に強度を上げています。

現在、週4日は長野にて雪上練習と治療院でのリハビリ、週2日は北区の国立スポーツ科学センターでリハビリとフィジカルトレーニングを行っています。 また、個人的にお世話になっている治療院でのケアをスケジュールに入れて練習しています。

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地元の協力により、白樺湖ロイヤルヒルスキー場にて基礎練習を行いました

ここまでのところ、今回のリハビリ期間に重点的に見直してきた姿勢の改善がスキーにも活かされており、怪我をする前よりも技術的には向上していると、コーチとも実感しています。
例えば、骨格を正しく位置する姿勢に修正していくことで、これまで身体の前側の筋肉を多用していたものが、後ろ側の筋肉をうまく使えるようになり、よりスキーの加速をあげることができます。

また、具体的な改善策としては、これまで以上に股関節を中心として動くことで、主に臀筋群、ハムストリングス、背筋群を優位に使い、膝周辺の筋肉はむしろ弛緩して使うことを意識しました。

これらを国立スポーツ科学センターのリハビリで3ヶ月間強化し、雪上練習へと移り、スキーの動きに反映させていくことから見直しを始めました。

野球で素振りがあるように、そしてサッカーでもリフティングやパス練習があるように、アルペンスキーは、やはり横滑りや、斜滑降、プルークボーゲンといった超低速の練習が基本となります。
これらの低速の動きが修正できてから、徐々に速度と斜度を上げていきます。

現在は第二段階の実戦練習に入っている段階で、これからスピードや斜度を上げた第三段階の確認の練習に移っていくところです。

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お世話になっているトレーニングジムZEROのトレーナー丸山先生。
身体のパフォーマンスを最大化する指導をいただいています

今後ですが、3月上旬のワールドカップ・アジアシリーズ(白馬大会:3月5?7日、平昌大会:3月9?18日)での復帰を目指しています。
現在、代表チーム本隊は欧州でワールドカップ2戦を経て、イタリアで開催されています2年に一度開催される世界選手権に臨んでいます。

若手の台頭も著しく、2018平昌パラリンピックの選考もすでに始まっていますが、先ずはリハビリを成功させ、復帰後の猛アピールに向けて良い準備を重ねていきます。

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個人的にお世話になっているユナイテッド治療院の市原先生。
患部のみならず全身の回復を促進していただいています

国立スポーツ科学センターのみならず、個人的にサポートしてくださる “チーム小池” としての環境があることは、大きな、大きな私の支えです。
皆さんのサポートを生かして、必ず強くなって復帰を果たすべく、日々慎重に取り組んでいきます。

引き続き応援のほど、よろしくお願いいたします。

JTBコミュニケーションデザイン
小池 岳太

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