アジアでは1972年の札幌大会、1998年の長野大会以来、3度目の冬季五輪が来年2月、韓国の平昌で開催されます。
氷と雪を舞台に実施される競技種目はアルペンスキー、クロスカントリースキー、スキージャンプ、ノルディック複合スキー、フリースタイルスキー、スノーボード、スピードスケート、フィギュアスケート、ショートトラック、アイスホッケー、ボブスレー、スケルトン、リュージュ、カーリング、バイアスロンです。
前回のソチ大会、日本は金1、銀4、銅3の8個のメダルを獲得し、国・地域別メダル獲得数で17位となりました。
自国開催だった長野大会の10個(金5、銀1、銅4)には及ばなかったものの、
8個のメダル総数と28の入賞数は、いずれも国外開催における冬季五輪では最多でした。
躍進の立役者は日本人唯一の金メダリスト・フィギュアスケート男子シングルの羽生結弦選手です。
ショートプログラムで4回転ジャンプを決めるなど、ほぼ完璧な演技で101.45点の高得点を叩き出し、トップに立ちました。
翌日のフリープログラムでは冒頭の4回転サルコウで転倒するなどミスはありましたが、その後は安定した演技で、こちらも高得点の178.64点。
羽生選手はトータル280.09点で、日本にたったひとつの金メダルをもたらしました。
帰国後、羽生選手は「胸に金メダルを掛けて、こうやって日本に帰ってくることができ、とても誇らしく思っています」と
喜びのコメントを口にしました。
日本が男子フィギュアに初めて代表選手を送り込んだのは1932年のレークプラシッド大会。2010年のバンクーバー大会まで、 シングルでのべ29人の代表選手がリンクに立ちましたが、金メダルを胸に飾ることはできませんでした。それだけに82年目の悲願達成には格別の感激がありました。
畑を耕し、種を蒔き、水をやる――。地道な作業が金メダルをたぐり寄せたのです。
当然のことながら羽生選手には五輪連覇の期待がかかります。 冬季五輪史上、個人種目で連覇を果たした日本人はひとりもいません。歴史的な瞬間を是非とも、この目に焼きつけたいものです。
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