JTBギフトシリーズ [法人のお客さま]

活用事例

導入企業さまにお話を伺いました

JTBギフトシリーズを、自社のセールスプロモーションや販売促進、
社内のモチベーションアップなどに活用される企業さまが広がりつつあります。
実際どのように活用されたのか。背景なども含め、事例をご紹介します。

タニタの想いをカタチに。
健康への行動を応援するキャンペーン。

株式会社タニタ 「『日本をもっと健康に!』キャンペーン」

お話を伺った方

株式会社タニタ 古江 将明さん

ブランディング推進部 副部長

普段のお仕事と、今回のキャンペーンのねらいについてお聞かせください。

私はブランディング推進部というタニタブランドの向上に取り組む部門の中で、商品PR・店頭演出・展示会やキャンペーンなどを実施する販売促進課を主に担当しています。体組成計や活動量計、クッキングスケールなど、「はかる」商品をつくっているタニタは、「日本のみなさんにもっと健康になってもらうためのお手伝いがしたい」という想いから、「日本をもっと健康に」というスローガンを掲げています。今回は、そのスローガンを具体化するべく、「日本をもっと健康に!」というクローズドキャンペーンを企画しました。
「もっと健康になってほしい」と言っても、体組成計を買っていただくだけでは健康にはなれないですよね。そこで、もっと家の外へ出たり、体を動かしたり、健康につながる行動を起こしてもらう仕掛けをつくることに。タニタ商品を4,980円以上購入したレシートとともにご応募いただくと、外出や運動を応援するプレゼントが抽選で当たるキャンペーンを実施しました。そのプレゼントの1つが、5万円分の「JTBトラベルギフト」でした。

コーポレートカラーのブルーに、商品のカテゴリー表をデザインしたJTBトラベルギフトをプレゼント。

キャンペーンの背景には、どういった課題があったのでしょうか。

体重だけをはかって、「太った」「痩せた」と気にしていても、筋肉や脂肪など何が増減したのかわかりません。タニタは「健康的なカラダづくり」を推奨しているので、体重だけではなく体脂肪率や筋肉量も見て欲しいと考えています。そんなタニタの願いの詰まった推定骨量なども測定できる商品の価格帯から、4,980円以上のレシートでご応募いただけるよう設定しました。
また、キャンペーンの時期としては、運動への意欲が高まる秋口に「健康的なカラダ」を再認識していただくだめに、8月〜10月の期間に実施しました。

「JTBトラベルギフト」のどういった利用を想定しましたか?

私自身も走ったり自転車に乗ったり、趣味でいろいろな運動をしていますが、東京都内に住んでいるので行動範囲はほぼ関東圏です。ただ、ランニングやウオーキングを楽しむ人にとって、本当に出てみたい大会や、走ってみたい・歩いてみたい憧れの場所は自分の行動範囲外にもあるはずです。例えば、北海道の大自然のなかを夏の気持ちのいい季節に走ってみたい、富士山に登ってみたい、などですね。
また、今回のキャンペーンは全国規模で実施しましたので、「富士山に登るツアープレゼント」などにすると、関東の方には日がえりの距離でも、遠方の方にはハードルの高いツアーになってしまいます。さらにツアーをプレゼントするには、繁忙期と閑散期では予算に幅があることやチケットの予約方法についても懸念がありました。ですので、ギフト券をプレゼントして、国内・海外を問わず、憧れの大会に参加するなど、当選者ご自身でいつでも好きなときに好きな場所へ行っていただこうと考えました。

利用シーンを限定しないほかに、全国規模のキャンペーンで魅力だった点は何ですか?

web決済ができる「JTBトラベルギフト」は、お近くにJTBの窓口がない方や、夜型の生活で店舗に行きづらい方をふくめ、みなさんに便利にご利用いただけるのも魅力でした。
また「JTBトラベルギフト」はカードの絵柄を自由にデザインすることができるので、コーポレートカラーとともに、現在店頭POPで使用している商品のカテゴリー表示をデザインしました。体重のみをはかる「エントリー」から、部位ごとの筋肉量などがはかれる「プレミアム エイト」まで、タニタ商品を5つのカテゴリーで表示しているものです。「体組成計や体重計にはたくさんの機種があり、どれを購入したらよいかわからない」という声が多かったので、その商品がラインアップのなかでどのような位置付けなのかわかってお選びいただけるよう店頭で表示しています。ご自身の健康への関心度にあった商品を選んでいただくことで満足度を上げていきたいと考えています。

お客様からの反応はいかがでしたか?

今回のプレゼントで特に好評だったのが「JTBトラベルギフト」でした。他のプレゼントは、手軽な運動を始めるきっかけづくりや、すでに行っている運動をより楽しくするものですが、「JTBトラベルギフト」はイベントへの参加計画や準備などから、生活習慣を変えるきっかけにもつながり、キャンペーンの主旨にとてもあっていたと思います。
また、キャンペーン応募に際して行ったアンケートで出場したい大会や始めたい運動について質問すると、ランニングをしている方からは「ホノルルマラソンに出たい」などの具体的な大会名が挙がり、家と駅までの往復程度の運動習慣しかない方からもイベントへの参加に向けて「1日1万歩を歩くようにしたい」とコメントいただくなど、多くの方々に具体的な目標を持っていただけました。「もし『JTBトラベルギフト』が当選したら…」と想像していただくために、これらの質問を投げかけたことで、目標を定め、行動を起こす良い機会にしていただけたのかなと考えています。

「健康への行動を応援する」という明確な目的に対し、「JTBトラベルギフト」の目的地や時期を選ばない使い勝手や、「当選したら…」と夢が広がるワクワク感がぴったりと合ったキャンペーンだと感じました。本日はどうもありがとうございました。

※このページは2018年1月取材時の内容を元に構成しており、現在のものとは異なることがあります。