川のせせらぎに耳を傾け、静かな時の流れを楽しむ
風格のある大きな門をくぐり、館内に入ると畳敷きのロビーが広がっています。ロビーのある脇田館からトンネル廊下を通って行くと白木館、脇田館地下1階から犬鳴川に架かる渡り廊下を渡ると湯原館。犬鳴川を挟んで3館の客室棟が立っています。総客室数は29室。どの客室も日本旅館のよさを感じる落ち着ける客室です。
人気の客室は、犬鳴川に面している客室で、信楽焼の湯船が置かれた展望風呂付きモダン和洋室「かすみ」と「朝霧」はバリアフリーにも対応。檜の湯船の露天風呂付き客室は、「山茶花」や「福智」など全部で4室。なかでもツインベッドや専用ウッドデッキテラスのある和洋室で、民芸調デザインの「つつじ」や宿で一番グレードの高い「せきれい」は必ずご満足いただける客室です。
料理長こだわりの「一品一喜」の会席膳を堪能
プランによっては部屋食もありますが、通常は脇田館2階のお食事処「御別館」で。川原田弘志料理長のこだわりは「一品一喜」。「お客様の喜ぶ顔を思い浮かべながら一品一品心を込めて調理します」という料理長の思いが表れているようです。季節感を大切にした旬の食材を使った会席料理は、おいしいだけではなく、身体にもよいものばかり。
「個人型フリープラン九州」の秋の会席料理では、お料理の内容が変更になる場合もありますが、旬の「むかご」を使用した朴葉焼きをご提供。特選料理には松茸の土瓶蒸しをご用意しています。
朝食の和食御膳では、料理長手作りの健康ドリンクに期待してください。
温泉三昧が楽しめる多種多彩なお風呂が魅力
江戸中期の『筑前続風土記』にもその名が記されている脇田温泉。泉質は「美肌の湯」といわれるアルカリ性単純泉で、入浴後はお肌がスベスベになります。脇田館地下1階に男女交代制の大浴場が、敷地内に宿泊者1回無料の古民家風家族風呂「夢ごもり」があります。「夢ごもり」は先着順で、大きな石造りの湯船とレトロな雰囲気が感動もの。
少し離れた日帰り温泉施設の露天風呂「湯乃禅の里」も宿泊者無料。男湯の「かっぱ天国」、女湯の「かぐや姫の湯」など、男女合わせて10種類の露天風呂が並んでいます。男湯「庄助の湯」では、有料ですが1合升を浮かべて湯浴みしながらお酒を一杯、がたまりません。宿泊者は割引料金で利用できる家族風呂「ひだまり」は5つの趣の異なるお風呂が好評です。
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