関門海峡の景観とゆったりとした極上のサービスを想い出に【山口県　下関温泉風の海】

関門海峡を望んで静かに佇むお宿

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公開日：2022.10.09

更新日：2022.10.09

JR新下関駅から車で約20分、下関市街東部に位置する城下町・長府。古くは長門国に国府が置かれて「長府」と呼ばれるようになった長府は、江戸時代には萩・長州藩の支藩・長府五万石の城下町でした。幕末に高杉晋作が功山寺で「回天の義挙」をしたことから、明治維新発祥の地となった町でもあります。そんな歴史の町に、2018年、湯田温泉の「古稀庵」の姉妹館として開業したのが「下関温泉風の海」です。静かな長府の町並みを背に、関門海峡を目の前に望んで立っています。海峡の対岸には北九州市が望め、瀬戸内海を行き交う船の姿が旅情を誘います。「ときをたのしむ別宅」をコンセプトに、全室が温泉展望風呂付客室という贅沢さで、下関ならではの海の幸、細やかなサービスが加わり、2020年度には「ＪＴＢが選ぶサービス最優秀旅館・ホテル」の中規模施設部門でお客様アンケート評価のトップ施設として表彰されました。客室はもちろん、明るくゆったりとしたロビーラウンジ、暖炉のあるライブラリー、リラクゼーションサロンなども充実し、このホテルだからこその心地のいい時をお過ごしください。

JTBリモートコンシェルジュトラベルコンサルタント橘美由紀

関門海峡を行き交う船を眺めてゆったりと過ごす上質な空間下関の食材をフル活用、究極のフルコース料理「下関満関善席」をこの宿でホテルから歩いて巡る歴史の町・城下町長府

関門海峡を行き交う船を眺めてゆったりと過ごす上質な空間

海を臨む温泉展望風呂が付いたスタンダードツイン

5階建ての客室棟に、趣向をこらした5タイプ32室の客室が揃います。全室、関門海峡を望むバルコニーと温泉展望風呂付きです。全面ガラス張りのお風呂では、温泉に浸かりながら眺める関門海峡や輝く朝日の景観が格別。温泉は含放射能-カルシウム-塩化物冷鉱泉の下関マリン温泉。最も多いのはスタンダードツインで、リビング部分が和室タイプと洋室タイプがあり、定員は3名。バリアフリー対応の客室も1室ご用意。コーナーツイン、セミスイート、最上階のSEAスイートは角部屋で大きな2面の窓からの景色が最高です。客室ごとに色調の違うセミスイートルームは、ベッドが置かれたフローリングルームと和室のある和洋室で4名様まで宿泊可能です。肌ざわりにこだわったお宿オリジナルの館内着に着替え、オリジナル菓子「風の海」とコーヒーや紅茶で海を眺めながらホッと一息。夜はシモンズ製のベッドでゆっくりお休みください。因みに、子ども連れの方には、幼児用の浴衣・おまる、赤ちゃん用バスセットの貸し出しもあるのでチェックを。

下関の食材をフル活用、究極のフルコース料理「下関満関善席」をこの宿で

下関産のふくが味わえる季節の会席料理（イメージ）

食事はレストラン「漣-さざなみ-」で。山口県は三方を海に囲まれた食材の宝庫。一年を通して食べられる代表格の河豚[ふく]の「下関産とらふく刺し付会席」などの会席料理が自慢です。さらに、「漣」は、河豚をはじめ、雲丹や鯨、剣先烏賊、鮟鱇などの海の幸に、垢田トマト、岡安葱、吉田茄子などの野菜、下関和牛と、下関の名の知れた食材を使った究極のフルコース料理「下関満関善席」を提供する店舗として下関観光コンベンション協会の認証を受けたレストランです。ちょっと贅沢をして、下関の思い出の一つとして味わうのもいいのでは。朝食は季節の和朝食。ホテルの厨房で仕込んだ「ふく塩麴漬け」や料理長の特製だし巻き玉子など、こだわりのおいしい和定食をどうぞ。

ホテルから歩いて巡る歴史の町・城下町長府

ホテルでの温泉入浴やリラクゼーションサロンもおすすめですが、城下町長府のウォーキングも楽しいですよ。ホテルから徒歩10分から30分ほどのエリアに、四季折々に美しい長府庭園をはじめ、長府藩侍屋敷長屋、「数方庭」の行事で知られる忌宮神社、明治時代建造の長府毛利邸、国宝の仏殿がある功山寺、毛利家菩提寺の一つの覚苑寺など、みどころがいっぱい。城下町の風情が残る古江小路もお忘れなく。 ▶宿の基本情報・アクセス・地図はこちら