台湾のご当地グルメ、魯肉飯(ルーローハン)はどんな料理?


JTB台湾マイバスチーム

台北には美味しいグルメが目白押し。中でも屋台が並ぶ夜市などローカルグルメは、味はもちろん雰囲気も楽しめ人気です。訪れたら一度は食べておきたいマストの一品と言ったら、「魯肉飯(ルーローハン)」。魯肉飯とはどんな料理?どんな味?そんな疑問に、JTB現地スタッフがお答えします。おすすめ店もご紹介しますよ!

台北に来たら一度は食べたい魯肉飯

「魯肉飯(ルーローハン)」とは、簡単に言えば肉そぼろをかけたご飯のこと。豚肉を刻んでショウガやニンニク、八角などの香辛料とともに甘辛く煮込んだ肉そぼろを煮汁とともにご飯にかける、台北ローカルに欠かせないご飯ものです。

こってりとした豚の脂と甘辛い煮汁が染み込んだご飯の美味しさは絶品!使う豚肉の部位はお店によって、バラ肉中心のコッテリ系から、脂身の少ない部分も入れたあっさり系までさまざまです。またご飯にかける煮汁も、たっぷりかかったつゆだくタイプからご飯に絡む程度のものまでさまざまです。 しかも値段がお得で日本円で100円前後からあります(2014年11月現在)。

台北には魯肉飯を提供するレストランや食堂が本当にたくさんあって、それぞれが門外不出のレシピで味を競っているので、台北市民はたいてい、自分のお気に入りの味や店を見つけてひいきにしています。それだけ魯肉飯は人々に根付いた基本のご飯、なんですね。

台北で人気の魯肉飯店2店

ここではJTB現地スタッフおすすめの魯肉飯店を2店、ご紹介しましょう。

○丸林魯肉飯

台北ローカルはもちろんのこと、日本の台湾旅行ファンの間で知らない人はいない、と言われるほどの超人気店。魯肉飯だけでなくゆで野菜や玉子炒めなど、いろいろな料理をショーウィンドー越しにあれこれ指さして注文できるので、言葉に自信がなくても安心してお店に入れます。また日本語のメニューも用意してくれています。

看板メニューの魯肉飯は、豚肉を細かく刻んで煮込んだもので、こってりとした味付けとピリっとスパイスが効いています。またご飯にかける煮汁は少なめなのも特徴です。 魯肉飯だけでなく、スイカやパイナップルなどの生フルーツジュースも隠れた人気です! 中山北路と民族東路の交差点から少し東へ行ったところにあります。

丸林魯肉飯(ワンリンルーローハン)
住所:台北市民族東路32號
電話:(02)2597-7971

魯肉飯のほかにもメニューが豊富な丸林魯肉飯。

○金峰魯肉飯

こちらはいかにも庶民的な食堂といった風情のレストラン。営業開始の朝8時からお客さんがひっきりなしに訪れては、魯肉飯をかっこんで(!)さっと立ち去っていきます。

行列ができていても、実はみんなテイクアウトのお客さん、ということもあります。とにかく台湾ローカルに大人気の魯肉飯です。?この店の魯肉飯に載っている豚肉は、とろっとろでジューシー。?八角を始めとする台湾っぽいスパイスも、ほんのり控えめです。ご飯の上に添えられているお漬物が、豚肉によく合います。 最寄駅の、MRT中正紀念堂駅を地上に出ると、すぐにお店の看板が見えるので、見つけやすいと思います。

金峰魯肉飯(ヂンフォンルーロ-ファン)総店
住所:台北市羅斯福路一段10號之2
電話:(02)2396-0808

JTBでも地元でも大人気のレストラン「丸林魯肉飯」で夕飯を食べたあと、士林夜市にも訪れるダブルで美味しいプランもご用意しております。台湾グルメ探訪のご参考に!

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