ニュージーランドの伝統菓子パブロバってどんなスイーツ?<2023年5月更新>
「パブロバ」をご存じですか?ニュージーランド“発祥”のメレンゲを使った伝統的な焼き菓子です。友人のオーストラリア人は「パブロバはオーストラリア発祥だよ!」と言い、実のところ、ニュージーランドとオーストラリアの両国が、パブロバ発祥地として主張し、いまだにどちらの国が発祥か決着していないようです。とは言え、ニュージーランドで古くから、子供から大人までみんなに愛されてきた伝統の焼き菓子であることに間違いありません。今回は、パブロバについてJTB現地スタッフがご紹介します。
パブロバってどんなスイーツ?
パブロバは、卵白に砂糖やコーンスターチ、酢などを入れてしっかりと泡立てたメレンゲをオーブンでふんわりと焼き、生クリームとイチゴやキウイなどの季節の果物をトッピングした伝統菓子です。メレンゲを焼いた部分はとても甘いのですが、案外あっさりした生クリームと酸味のあるフルーツが口の中でうまく調和して、個人的には「うーん、甘い!」と思うものの、また食べたくなる。そんな、クセになる伝統のケーキなのです!
特別な日のデザート
パブロバは、英語で「Pavlova」と書きますが、現地の人たちは略して「パブ(Pav)」と言っています。甘いものが大好きなニュージーランド人でパブロバが苦手という人に出会ったことはありません。子供から大人までもが大好きなデザートです。クリスマスに家族が集まった時、お祝いの席で、仲間が集まる特別な日に楽しむお菓子。季節によってトッピングするフルーツが異なり、作る人によって生クリームの量やその使い方も違います。おばあちゃんからお母さんへ、そして娘へ、あるいは義理の娘へと代々受け継ぐその家の味があるのだそう。だから、友人や知人宅でいただくパブロバは、味もプレゼンテーション(見た目)も異なり、とても楽しみなデザートタイムでもあります。
家庭で作る焼き菓子ですが、カフェやスーパーマーケットでもパブロバを見かけますので、ニュージーランド旅行中にチャンスがあれば、ぜひとも賞味したいもの。カフェやレストランなどのメニューにあるパブロバには、たとえば、アイスクリームをはさんでいたり、中からもフルーツがでてきたりと、アレンジがきいていて、上品な味わい。日本のショートケーキに比べると、そのサイズは大き目。ボリューム感たっぷりなので、パブロバを1つ注文して友人らと分けて食べる人も少なくありません。また、好みにもよりますが、コーヒーといっしょに食べるのがおすすめ。
いかがでしょう。ニュージーランドを観光するなら、現地の人が大好きなパブをぜひ1度は賞味してみてください。JTBではオークランドをはじめ主要都市発着のオプショナルツアーを各種取り揃えています。ご参考まで。
-
オプショナルツアー(現地発着)JPY19,209〜往復バス利用・ランチなしの場合の大人1名様あたりのご料金です。
※価格は予告なく変更になることがございます世界遺産に指定されているフィヨルドランド国立公園の中でも、最も有名な入り江がこのミルフォードサウンドです。大自然の織り成す不思議な景観をじっくりお楽しみください。
-
オプショナルツアー(現地発着)JPY30,348〜ロードオブザリングスでも有名になった、ホビット村、ホビトンを訪れます。また、北島一の観光地「ワイトモ」へも行く、贅沢なNZ満喫ツアー。