ニュージーランドの冬を楽しむ!ゲレンデオープン情報
南半球のニュージーランドは、そろそろ冬支度。6月に入る頃、美しい黄葉の季節から冬への移り変わりを肌で感じ始めます。南島クイーンズタウンは近年、長期滞在でスキーを楽しむ旅行者が増えている地域です。市街地近くにはスキーやスノーボードを楽しめるゲレンデがいくつかあり、夏とは雰囲気の異なる賑わいぶりも魅力です。
今回はクイーンズタウン周辺4カ所とテカポ近郊のスキーゲレンデオープン情報をお伝えします。
クイーンズタウンからもっとも近い初心者向け「コロネットピーク」
クイーンズタウンからもっとも近いスキーエリアがコロネットピーク(Coronet Peak)。市街地から車に乗って20~25分ほどでアクセスできます。2016年のシーズンのゲレンデオープン予定日は6月11日です。
スキーもスノーボードも初心者向けのコースが充実。もちろん、中上級者も楽しめる多彩な地形が個性的なコースを作り出しています。設備も揃い、雪のコンディションもGoodです!リフトの最高標高は1649m、最長滑走距離は2400mにもなります。金、土曜は16~21時まで営業しています。
パークが充実のリマーカブルズ
初心者向けのコースが充実し、小さな子供のいる家族にやさしいスキー場です。クイーンズタウン市内から車に乗って約45分でアクセスできるリマーカブルズ(Remarkables)。今年のゲレンデオープン予定日は6月18日です。
北向きの明るい斜面で、雪質が良く、広大なオフピステ(圧雪していない降り積もった自然の状態の雪)とバックカントリーエリアにおいて、上級者向けともいえそう。キッカー、レール、ボックスなど、テレインパーク充実で、スノーボーダー、スキーヤーともに満足度大です。リフトの最高標高は1943m、最長滑走距離は1500mです。
「カードローナ」はプロの練習場!
広々としたスノーエリアが広がるカードローナ(Cardrona)は中級者向け。2016年のシーズンは6月10日がオープン予定。クイーンズタウン市街地から車に乗って60分ほど、ワナカからは車で30~40分でアクセスできます。
各種コースが充実していて、雪質も比較的安定しているので、誰もがシーズンを通してスキー&スノボーを楽しむことができます。大規模なテレインパークとハーフパイプ設備が整っていることもあり、プロのボーダーが練習にやってくるそう。リフトの最高標高は1860m、最長滑走距離は2000mです。
最長滑走距離4000mの「トレブルコーン」
中級から上級者向けのスキーエリア、とりわけフリーランを楽しみたい人向けのトレブルコーン(Treblecone)。中上級者向けといっても、ベースロッジの近くには初心者向けの練習スペースが確保されているので安心して楽しめます。
オープン予定は6月23日です。クイーンズタウン市街地から車に乗って1時間30分ほど、ワナカからは約35分でアクセスできます。リフトの最高標高は1960mで、最長滑走距離は驚きの4000m!オフピステの眺めは最高です。
星空の町テカポでスキー、「ラウンドヒル」
最後に、クイーンズタウンではありませんが、星空の町として知られるテカポ市内のゲレンデをご紹介します。
市内から車に乗って約40分、ラウンドヒル(Roundhill)スキーエリアがあります。2016年のシーズンのゲレンデオープンは7月2日を予定。初心者も小さな子供たちも家族で安心して楽しめるスノーフィールドです。
セントラルパークにはジャンプやローラー、レール、ボックスなどを設置し、フリースタイラーを飽きさせることはありません。アオラキ・マウント・クック、サザンアルプス、テカポ湖といった眺めも最高!ウィンタースポーツで存分に遊んだ後は、温浴施設「Tekapo Springs」で温まって身体の疲れを癒し、夜は星空観測を楽しむという欲張りな滞在が堪能できます。
リフトに乗ってのスキーやスノーボードを楽しむだけでは物足りないという人には、ヘリスキーはいかがでしょう。ヘリコプターで雪山へと入り、そこから「真新しい」雪の上を颯爽と滑降していくという醍醐味は経験した人にしか味わえません。
クイーンズタウン周辺はいよいよウィンタースポーツシーズンの到来。この他にも、氷河を歩くアイスウォーキングをはじめ、スポーツは苦手という人には氷河を間近に見る氷河クルーズなども。ニュージーランドの多彩なウィンタースポーツをお楽しみください。JTBでもウィンタースポーツ関連の各種現地発着ツアーをご紹介しています。