「澳門通(マカオパス)」マカオで過ごすなら便利なこのカード!
日頃、地下鉄や路線バスに乗る際、Suica(スイカ)やICOCA(イコカ)といった交通ICカードを使い慣れていると、海外に出かけた際、券売機でチケットを購入する際、戸惑うことはないですか? 今回ご紹介するのは、「澳門通(マカオパス)」です。マカオの公共交通機関の代表である路線バスに乗る時だけでなく、コンビニやスーパー、カフェやファーストフード、レストランなどでも使えるプリペイド式のICカード。しかも、マカオパスで支払うことで、割引きやキャンペーン特典も受けられます。JTB現地スタッフが便利なマカオパスについてご紹介します。
MACAU PASSで路線バスに乗車すると全路線半額
マカオパスの何が便利かというと、小銭がない時の強い味方であり、おトク満載な特典があるということ。マカオは、ホテルが運行するシャトルバスを使って、主要な施設へアクセスできますが、ホテルのシャトルバスルートから外れた場所に行く際には、路線バスを使うことが増えます。マカオ半島、タイパ、コタイ、コロアンといった各地は、60路線のバスが運行しています。バスの料金は一律6パタカ(2018年7月現在)。現金の場合、お釣りをもらうことが出来ないため、硬貨を用意しなければなりません。
そこで便利なのが、マカオパス。しかも、マカオパスを使って路線バスに乗ると、全路線で料金が半額の3パタカになります! バス乗車時に専用の機械にマカオパスをタッチして乗り込むだけ。マカオは3社がバスを運行していますが、マカオパスはどのバスにも利用できます。
スーパーやコンビニ、自動販売機でも利用可能
マカオパスは、スーパーマーケット(来来超級市場や新花城超級市場など)や、コンビニ(セブンイレブンやサークルKなど)のほか、マカオ世界貿易センターにある澳門通服務中心などでも販売しています。マカオ国際空港にあるセブンイレブンでまずはマカオパスを購入するというのも一案です。
マカオパスの料金は、パスの保証金30パタカを含む130パタカ。100パタカ分を利用できることになります。滞在中、バスに乗るだけで100パタカを使い切るのは、相当長い期間マカオに滞在するか、バスに乗りまくるかのどちらか。残りそうな金額分をこうしたスーパーマーケットやコンビニで使ったり、一部の自動販売機ではマカオパスで缶ジュースなどの支払いができたりします。マカオパスのロゴマークの付いたICカード読み取り機が置いてあるのが目印です。
指定店舗で割引や特典も
マカオパスを路線バスに乗るだけのICカードとして利用するのではなく、より積極的に使うことでさらにおトクになります。マカオパスにチャージ(1回50パタカから)をして、提携するレストランやカフェ、バーなどでマカオパスを使うと、嬉しい割引きやキャンペーン特典を受けられます。現在提携している店には、飲茶の愛點心、天使珈琲(Café T.S. Mesquita)、Brick’s burger、スターバックスやマクドナルド、金麗華酒店、聖安娜餅店など、タイプの異なる店舗がたくさん。期間限定の特典も多く、おトク感いっぱいです。
マカオパスが使える店舗はこちらから
https://www.macaupass.com/category/application/
マカオパスを買える場所はこちらから
https://www.macaupass.com/category/53/
いかがでしょう。マカオ滞在中、マカオパスを便利に使って、おトクに旅をお楽しみください。JTBでは、ミールクーポンやスパ利用クーポンをはじめ、現地発着オプショナルツアーを取り揃えています。ご参考まで。