シュエダゴンパゴダ参拝のおすすめは日暮れのライトアップ

JTBミャンマー支店
野島 啓介

ヤンゴンで観光と言えば、絶対にはずせないのはパゴダ観光。なかでもシュエダゴンパゴダはミャンマー最大の聖地で、黄金の光を放つ仏塔(パゴダ)は、ローカルも外国人も一度は必ず参拝する超有名スポットです。このシュエダゴンパゴダ、日の光に輝く日中もきらびやかでいいですが、時間があるならぜひ夕方~夜に訪れてみてください。日が暮れてライトアップされたパゴダの幻想的な魅力について、JTB現地スタッフがご紹介します!

日が暮れてからも多くの参拝客で賑わうシュエダゴンパゴダ

人々のあつい信仰心が黄金に



ヤンゴンの中心から1キロほど北、小高い丘の上にシュエダゴンパゴダが望めます。ミャンマー仏教の聖地として、古くからこの国の人々に守り崇められてきました。中でも黄金に光り輝くパゴダは、歴代の王を始めとする人々の寄進により、まばゆいばかりにきらめき続けています。
寄進されたものの中には、なんと76カラットのダイヤモンドもあるのだとか。パゴダの上部にはたくさんの宝石が飾られていて、人々のパゴダへの深い信仰心を感じることができます。

ライトアップされて夜空に映えるパゴダ。美しく不思議に癒されます。

ヤンゴン川をクルーズしながら夜の街を眺めてみては。

参拝する時に注意したいこと

○服装
シュエダゴンパゴダに限らず、ミャンマーでは寺院やパゴダはとても神聖な場です。男性、女性にともに露出の多い服装は避けましょう。短パン、ミニスカート、キャミソールなどはNG。男性もひざ丈の半パンで入場を断られることもあります。
○靴と靴下
境内に入る時には、入口で靴と靴下を脱ぎ、裸足で参拝するのがマナーです。ストッキングも脱がなければいけないので、寺院観光をする際には、ストッキングを避け、脱ぎやすい靴を履きましょう。また脱いだ靴を入れる袋などもをあると便利です(入口で預けることもできます)。
○自分の生まれた日の曜日もチェック
ミャンマーでは伝統暦の「八曜日」があります。これは月~日の七曜日に加え、水曜日を午前と午後とで2日としているもので、それぞれの曜日には方角、守護動物、支配星が決まっています。そして寺院には必ず各方角に、八曜日の祠があり、それぞれ仏様と守護動物が祀られているのです。参拝した人は、自分の誕生曜日の祠に、水をかけ、花やろうそく、せんこうなどをたむけます。ミャンマーで寺院を訪れたら、ローカルの人々にならい、ぜひ自分の誕生曜日の祠も参拝してみてくださいね。

外国人ビジネス客にも特に人気のレストラン。夜のシュエダゴンパゴダの前後に立ち寄ってみては。

目覚ましい勢いで経済発展を続けるヤンゴンは、変わっていく風景と、変わらずに大事にされているものとが肌で感じられる街です。夜のシュエダゴンパゴダを訪れると、人々が昔から大切に守っているものが伝わってくるかもしれません。JTBでもいくつかのオプショナルツアーをご提案しています。ご参照ください。

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野島 啓介

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