ミャンマーのヤンゴンから地方観光地への高速バス案内

アシスタントマネージャー
ニラキン

ヤンゴンの人々が地方への足として大いに利用しているのが高速バス。早朝に出発し夕方目的地に着く便や、夕方出発して翌朝に目的地へ到着する深夜便が人気です。もちろん飛行機や鉄道もあるのですが、本数が少なかったり割高だったりなどで、ローカルには利用しにくい側面もあるようです。時間に縛られない気ままな旅なら、バスを利用してみてはいかが。思いのほか乗り心地のいいバスもあります。JTB現地スタッフがご案内しましょう。

バガンへ行くなら、ヤンゴン北部のアウンミンガラー・バスターミナルからのバスに乗ります。

北部方面へ行くならアウンミンガラーから、西部方面へ行くならダゴン・エヤーから


ヤンゴンから地方へ移動するには、主に2つのバスターミナルを利用することになります。ヤンゴンの北部にあるアウンミンガラー・バスセンター、あるいはヤンゴンの西郊外にあるダゴン・エヤー・バスセンターです。

ヤンゴンより北方面のマンダレーやバガンに行きたい人は、アウンミンガラー発のバスを、ヤンゴンより西部のパティンやベンガル湾沿岸へ行きたい人は、ダゴン・エヤー発のチケットを購入します。
観光で訪れる人の多くは、マンダレーやバガンに行くと思われますので、アウンミンガラー・バスターミナル発のバスを予約しましょう。

バスのチケットの買い方


チケットはどうやって買えばいいのでしょう。
出発するバスターミナルのバス会社の窓口で買うこともできますが、バスターミナルが市中心部から遠かったり、出発前日までに購入しなければならないチケットもあるなど、海外の旅行者には不便かもしれません。
また、人気のバス会社の人気路線は、当日ではチケットが売り切れていることもしばしばです。

海外の旅行者におすすめなのは、ヤンゴン中央駅前の、ボジョー・アウンサンスタジアムそばにある、バス会社のチケット売り場です。このエリアに主なバス会社が集まっています。また、市内の旅行会社やホテルカウンターなどでも、バスのチケットを買うことができます。インターネット予約も可能です。

バス会社は価格は少し高めながら、シートの数が少なく飲み物や軽食もサービスされるVIPバスから、乗り心地はほどほど、けれどお得な格安バスまでさまざまです。日本の旅行者に人気なのは、VIPバスの中でも特に乗り心地で評判の高いJJ Express と E-lite の2社です。

アウンミンガラー・バスターミナルへは、余裕を持っていこう


アウンミンガラー・バスターミナルは、市中心部から離れているため、余裕を持っていくことをおすすめします。割安な路線バスもありますが、旅行者の場合はタクシーの方が無難でしょう。市内からだと1時間~1時間半、渋滞に巻き込まれるとさらに時間がかかることもあります。

バスターミナルはとにかく広く、すごい数のバス会社が集まっていますので、タクシーで行く場合には、必ず目的のバス会社のカウンター前で降りるようにしましょう。うっかり別の場所で降ろされると、目的のバスを見つけるのに苦労するかもしれません。

バスに乗車する際には、パスポートの提示を求められることもありますので、パスポートはお忘れなく。

バスでの移動は、海外の旅行者には若干ハードルが高い…と感じる方もいらっしゃるかも。
けれど、飛行機の国内線チケットが割高な上、鉄道は本数が少なく運行も不安定なため、バス路線網が発達していて、乗り心地のよいバスもたくさんあります。

もし時間に余裕があれば、一度体験してみてはいかが?飛行機で移動するのとは異なるミャンマー旅行を楽しめそうです。

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