インド観光に必要!ビザの申請方法2020年版


JTBインディア スタッフ

インドへ行くなら、たとえ観光であってもビザ(査証)が必要です。ビザを取得するには、大使館・領事館で受け取る方法とインターネットで申請・取得する方法があります。それぞれ少しずつ取得の仕方や要件が異なっています。ビザに関する情報を、わかりやすくご案内しましょう。

デリー近郊の観光スポット「フマユーン廟」デリーは見どころが多く、初めての旅行者にもなじみやすい都市です。

1)大使館・領事館で観光ビザを申請、受け取る

ごく一般的な観光ビザ(レギュラービザ)とは
A)ビザの有効期間=180日
B)1回の滞在日数=90日以内
C)ビザ期間内の訪問回数=無制限
というもの。
この観光ビザの取得は、東京九段下のインド大使館、または大阪市船場にあるインド領事館で申請し、後日できあがったビザを受け取りに再度大使館・領事館を訪れる、あるいは郵送で受け取る、というものです。

<ビザの申請に必要なもの>




  • 申請用紙(アプリケーションフォーム。オンラインで作成し、プリントアウトします。英語のみです)
    https://indianvisaonline.gov.in/visa/#
    ※申請用紙は、大使館・領事館に持参の場合も、郵送での申請の場合も、オンラインで作成し、プリントアウトしなければなりません。

  • パスポート(有効期間が6カ月以上あり、空白のページが2ページ以上あるもの)

  • 往復の航空券、あるいはe-チケットのコピー

  • 滞在するホテルの予約番号

  • 顔写真
    顔写真の情報については、以下の「Photo Requirement」参照
    https://indianvisaonline.gov.in/visa/

  • 免許証や保険証など現住所がわかる証明書コピー

  • 日本以外の国籍者の場合は外国人登録証明書、または在留カードとそのコピー



東京の大使館では東海以北(東海、信越、北陸、関東、東北地方、北海道および沖縄)に在住する人が対象です。
大阪の領事館では関西以南(関西、四国、中国、九州地方)に在住する人が対象です。

東京と大阪では、ビザ申請から受領までは以下の通り。

2)e-ビザを申請する

オンラインでビザを申請し、オンラインで審査を完了してビザの発給承認を受け、到着した空港で生体認証を受け、入国を許可される仕組みです。
このビザの最大の特徴は、ビザ申請~承認までの時間が少ないこと。商用や緊急を要する渡航に威力を発揮します。
e-ビザで発給されるのは以下の3種類です。
e-Tourist Visa
e-Business Visa
e-Medical Visa

観光用に発給されるe-Tourist Visaは、前述の通常の観光ビザとは少し要件が違います。
A)有効期間=申請日~承認通知日からおよそ120日間
B)有効期間中の渡航回数=60日間以内で2回可能(インド出入国2回以内)
C)滞在可能日数=最初の入国日から60日以内
D)申請可能な回数=1年(1月1日~12月31日)間に2回

<必要書類(ファイル)は>




  • パスポートの顔写真のページのコピーのPDFファイル

  • 顔写真のJpeg画像ファイル

  • ビザ申請料=25USドル(クレジットカード等で支払い)



となります。

書類なども少なく、申請に比較的負担が少ないのですが、申請のフォームはすべて英語となっていますので、慣れない方には少しハードルが高いかもしれません。

ビザが必要となると、「思い立ったら手軽に!」行けるわけではありませんが、それでも1度訪れると、その魅力にハマり、何度も行きたくなってしまう旅行者も少なくありません。国際都市のデリーなどは他の都市に比べると滞在しやすく、観光スポットもたくさんあります。JTBでは見どころを効率よく回れるオプショナルツアーなども多数ご用意しています。そちらもご参照ください!

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