インド最大の経済都市ムンバイの気候とおすすめの服装、注意点
インド最大の経済都市・ムンバイはこの国の経済成長を肌で感じられるエネルギー溢れる街。アラビア海に面したこの地域はモンスーンの影響で高温多湿、雨季には猛烈な雨が降ります。観光で訪れる場合には、雨がほとんど降らずカラっと暑い乾季がおすすめです。
ムンバイの気候の特徴と服装、注意点などをJTB現地スタッフがご案内します。
気温差が少ない熱帯気候
インド最大の都市ムンバイは、アラビア海に面する湾岸都市で熱帯気候に属しています。
この地域の気候の特徴は、1年を通じて気温があまり変わらないこと。最高気温は30°C前後、最低気温も15~25°C前後で推移します。
そして、何と言っても雨季と乾季がくっきりと分かれていることです。
ムンバイの雨季は6~9月、この4カ月に1年の雨のほとんどが降ります。ムンバイの年間降水量は2200mmですから、とてつもない量の雨が、この4カ月に降ることになります。2005年にはたった1日で994mmも降ったそうです!(想像を絶する大雨です)
10~5月が乾季となりますが、乾季にはほとんど雨が降りません。乾季も気温は高くなりますが、からっとして過ごしやすい暑さが続きます。
観光で訪れるなら雨季は避けた方がベター
ムンバイの雨季は、猛烈な雨に襲われることもしばしばです。毎年のように集中豪雨で川が氾濫したり、洪水が起こったりします。何しろ「バケツをひっくり返したような」という表現がぴったりな大雨が、1日中続くのです。
ですから、観光でムンバイを訪れるのであれば、雨季は避けることをおすすめします。
やむをえずこの時期に訪れる場合には、傘や雨がっぱなどが役に立たないほどの雨に見舞われる可能性も考慮して
- 豪雨で動けなくなることを念頭に、旅行の計画はゆとりをもって立てておく
- 大雨の場合、無理な移動は極力避ける
などに気をつけて、旅のプランニングをされるといいでしょう。
大変な量の雨が降るとはいえ、気温は毎日30°Cを超え、雨季には最低気温も25°C前後ありますので、とても蒸し暑くなります。ですから服装は日本の真夏をイメージすればいいでしょう。
雨季の旅行で、雨とともに注意したいのが、衛生面です。
生水は飲まない(ミネラルウォーターは大丈夫です)、氷や生野菜も極力避けるなど注意をしましょう。
また、蚊が媒介する病気(マラリアやデング熱など)もインドには存在しますので、肌を必要以上に露出しないようにしておきましょう。
乾季には朝晩肌寒くなることも
一方10~5月の乾季には、雨はほとんど降らなくなります。日差しは強いものの空気はカラッとして比較的過ごしやすくなります。12~2月頃には最低気温が15°C前後にまで下がり、朝晩はひんやりと感じることもありますので、薄手のジャケットなど羽織るものを持っていかれるといいでしょう。
乾季の中でも4~5月は1年で最も気温が高くなる、いわゆる「暑季」になります。空気はまだ乾燥していますが最高気温は40°C近くになることも。とても暑くなるので、熱中症などにご注意ください。
乾季も雨季も、レストランやホテル内など室内は、かなりエアコンで冷やされていることが多いので、体調の管理にご注意ください。また、冷えすぎないように羽織るものはストールなど防寒できるものを一枚持っておくと、何かと重宝します。
ムンバイは1年中気温が高いエリアですが、訪れると経済成長の熱気を肌で感じられる、とてもエネルギッシュな街です。ぜひ一度訪れてみてくださいね!
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