インドで安心な移動方法は?ムンバイの空港から市内へのアクセス(2020年版)


JTBインディア スタッフ

※この記事は2018年11月現在の情報を元に加筆・修正を実施しました

ムンバイの空の玄関口「チャトラパティー・シヴァジー国際空港」は、多くの航空会社が乗り入れていて、この空港を利用する日本人旅行者も少なくありません。まず空港に到着したら、市内へはどうやってアクセスしたらいいでしょう。インドの空港は、残念ながらアクセス面で何かとトラブルがつきものですが、空港から市内へのアクセス方法を、JTB現地スタッフがご案内しましょう。

ムンバイは南アジアを代表する世界都市の1つです。

市内からは約34km北に

ムンバイの空の玄関口「チャトラパティー・シヴァジー国際空港(Chhatrapati Shivaji International Airport)」。インドを代表する空港の1つで、ムンバイの北34kmに位置しています。広大な空港で、国際線はターミナル2に発着します。国際線と国内線は滑走路を共有していますが、両ターミナル間の距離は4kmほど離れていますので、ムンバイからほかの都市へ乗り継ぐ場合には、無料のシャトルバスで移動します。国際線ターミナルは、旧名の「サハール国際空港」、国内線ターミナルは同じく旧名の「サンタ・クルズ空港」と呼ばれることもあります。

日本からムンバイへの直行便は、全日空(ANA)が成田空港から毎日就航しています。成田空港を午前中に出発すると、ムンバイへは夕方6時頃に到着します(2018年11月時点)。

到着ロビーには24時間営業の両替所やカフェ、売店、インド政府観光局のカウンターに加え、プリペイドタクシーのカウンターがあります。

プリペイドタクシーの利用が一般的

インドの空港は、市内へのアクセスが充実していないのが頭の痛いところなのですが、それはムンバイも同じです。市内に直接入れるエアポートシャトルバスはなく、外国人旅行者が市内に入る場合には、タクシーか鉄道が一般的となります。

プリペイドタクシー



到着ロビーに「PREPAID TAXI」と書かれたカウンターがありますので、そこで行き先を告げ、距離に応じた料金を支払いチケットを受け取ります。料金はエリアごとに決められています。

チケットに書かれてあるナンバーのタクシーに乗ります。

インド門のあるコラバ地区までは、およそ1時間程度。朝夕のラッシュ時にはそれ以上の時間がかかることもありますので、ご注意下さい。

また、目安の運賃はコラバ地区まで700~800ルピー程度ですが、深夜割増料金(20~30%)がある他、荷物代などとして10~20ルピーを請求されることもあります。さらに、エアコン付きは少し高くなります。

指定されたタクシーに行くまでに、メーター式のタクシーの客引きが寄ってくることがあり、「○○ルピーで××まで」とか言葉巧みに誘ったり、荷物を勝手に車のトランクに乗せようとしたりしますが、うっかり乗らず毅然として断った方が無難です。メータータクシーでは、まったく別のところに連れていかれ法外な料金を請求されたり、途中でドライバーではない人が乗り込んできてドル札の両替を強要した挙句に乗客から巻き上げるなどのトラブルが報告されているので、ご注意ください。

残念ながらプリペイドタクシーでも、数は少ないものの、同様のトラブルが報告されています。

鉄道



旅慣れた方であれば、鉄道で市内に入ることも可能です。

国際線ターミナルからの最寄駅は「アンデーリー(Andheri)駅」、国内線ターミナルからの最寄駅は「サンタクルズ(Santacruz)駅」になりますので、そこまではタクシーかオートリクシャーで移動し、駅から市内の「チャーチゲート(Churchgate)駅」まで鉄道を利用します。ただし日中の比較的空いている時間はともかく、朝夕のラッシュ時には大変混んでいますので、トランクなどを持って乗車するのは避けた方が無難でしょう。
空港から直接市内に向かう路線は現在工事中です。

空港~市内間の送迎サービス



空港から市内へ、安心して移動できるアクセス方法といえば、旅行会社などから販売されている送迎サービスがあります。空港から市内ホテルまで安全快適に移動できますし、1名から利用可能です。人数によって車のタイプをセダン、ワゴンタイプなど選ぶこともできます。

初めてのインド旅行で不安な方、グループでの移動の方などには、トラブルなく目的地まで移動できる送迎サービスは、特におすすめです。

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