お勧めはこれ！香港のお土産５選

海外旅行のお土産は意外と迷うもの。旅のお土産は食べ物が無難ですが、個性的すぎる味のものは好き嫌いがありそうです。持ち帰るのにかさばらず、気軽に渡せて喜ばれるお土産とは？香港のお勧めお土産を５つ選んでみました。

日本人に大人気のお菓子、パンダクッキー。1938年創業の老舗菓子店「奇華餅家（Kee Wah Bakery）」のものが有名です。奇華餅家ではたくさんの種類のお菓子が販売されていますが、日本人に最も人気があるのがパンダクッキーだそうです。可愛らしいパンダの絵の缶が目を引きますが、中身もパンダの形をしています。サクサクした軽い歯ざわりで甘すぎないところが万人受けする理由かもしれません。個装されているのもうれしいですね。職場で配っても喜ばれること間違いなし。18枚入りが１缶85香港ドル（HKD）と値段も手ごろです。奇華餅家のお菓子は空港で購入できます。

香港の伝統的なお菓子、ロール型のクッキーです。奇華餅家ほかいろいろな菓子店で販売されていて、サクサク感や風味など菓子店によって様々です。シンプルなバター味のほか、チョコレート味、ココナッツ味、黒ごま味、ジンジャー味などがありますが、定番はバター味。洋菓子のようにバター風味は強くなくて、昔ながらの素朴な味わいが人気の秘密のようです。奇華餅家のエッグロールは３本が１パックに入っていて、９パック入りの箱が42HKDです。「徳成号（Duck Shing Ho）」のエッグロールは予約するか、行列に並ぶかしないと手に入らないと言われるほどの人気。缶にぎっしり入っているので割れやすいのが難点とか。１缶400gで85HKDドル。

徳成号
所在地：北角渣華道64號地下
営業時間：9：30～19：00

本場の味を日本でも手軽に再現できる調味料はお土産として根強い人気です。おなじみなのがXO醤、オイスターソース、蝦醤、少し甘めな香港の醤油など。少し垂らすだけで本格的な香港中華の味わいに。また、大手食品メーカーの李錦記のペースト状になった中華料理の素は手ごろな値段でかさ張らないためお土産に最適。麻婆豆腐やサテー味の鍋スープ、鶏唐揚げと合わせるレモンソースの素などがあります。

刺繍の綺麗なスリッパは土産店でもよく見かけますが、オリジナルの刺繍スリッパを作っている老舗が香港にあります。1958年創業の先達商店（Sindart　Store）はオリジナルデザインのスリッパを製作、販売。カスタムメイドも可能で日本へ郵送もしてくれます。かかとのあるもの、ないもの、男性向けや女性向けなど形やサイズも豊富。佐敦にあるお店には色とりどりのスリッパが所せましと並び、選ぶのにも一苦労しそうです。パンダモチーフのスリッパが人気。価格は手ごろなもので150HKDドル程度。刺繍が精緻で600HKDドル近くするものもあります。

先達商店
所在地：佐敦呉松街150-164　寶霊商場1楼16-17号舗
営業時間：14：00～20：30

1985年香港での発売開始からすでに香港の食文化の一部として定着している出前一丁。今ではなんと20種類以上の味があります。日本で生まれた出前一丁ですが、香港で私たちの想像を超える成長を遂げたと言えるでしょう。お勧めはXO醤海鮮麺、五香牛肉麺、肉絲麺、鶏蓉麺、鮮蝦麺など、日本にはない味。まさに本格中華麺です。麺もスープとの相性を考慮して少し太く作ってあるそうです。単なるインスタントラーメンではなく日本と香港の食文化の融合。話のタネになりそうなお土産です。

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