香港の気候と服装、観光のベストシーズン

シンガポールや上海と並び、アジアのビジネス拠点として名高い香港。世界中からビジネスマンや観光客が訪れ熱気に満ちています。そのせいなのか、いつも暑いイメージがありますが、観光のベストシーズンはいつなのか?香港滞在を快適に過ごすために香港の気候と適した服装についてご案内します。

香港は亜熱帯に属し、暑い季節が長いですが、緩やかながらも四季があります。日本の沖縄のような感じですが、1年を通じて湿気が多いのが特徴です。

夜景がよりキレイに見える観光のベストシーズンは?

春(3~5月中旬)平均気温17~26°C 湿気が多く雨も多い


3月は昼間は暖かく半袖でも大丈夫ですが、夜間になると冷え込む日もあるので上着が必要でしょう。4月ごろから雨季に入るため、日本の春とは違い湿気が多いのが特徴です。霧が多く発生します。にわか雨に備えて折りたたみ傘があると安心です。

夏(5月後半~9月中旬)平均気温27~29°C 建物内と外気温の差に気を付けて


7月ごろまで雨が多く、湿度は90%以上になります。傘の携帯に加え滑りにくい靴を選びましょう。真夏に入ると晴れの日が増えて比較的湿気は収まりますが、短期間に激しい雨が降るようになります。室内は冷房がかなり強いので羽織るものを持っていた方がいいですね。外気温との差が大きいので体調管理に気を付けて。

秋(9月下旬~11月)平均気温18~27°C 湿気が収まりベストシーズンに


湿度が下がり、晴れの日が多く一年を通して最も過ごしやすい季節。観光のベストシーズンです。夜景もよりキレイに見えるようになります。秋も後半になると朝晩は肌寒い日も出てくるので上着を持って出かけましょう。

冬(12~2月)平均気温16~18°C 旧正月前後は日本並みに寒い日も


日本の冬に比べればずっと暖かくて過ごしやすく、ジャケットやセーターくらいで大丈夫ですが、旧正月前後は10°Cを切る日もあるので油断は禁物です。加えて香港では暖房施設のある建物があまりないので、気温の低い日は着るもので調整するしかありません。厚手の上着や使い捨てカイロも重宝する日があります。ホテルの部屋では毛布を多めにもらったり、厚手の寝間着を用意したりしましょう。

台風に注意!天文台の警報を確認しよう


夏から秋にかけては台風シーズン。香港天文台が発表する「台風シグナル」がテレビに表示されます。台風シグナルは1~10まであり、台風が接近するほど数が大きくなります。シグナル3以上が発表されたら注意が必要です。シグナル8が出されると企業では社員を帰宅させ、学校も休校に。ホテルから出るのは危険です。シグナル9になると交通機関がストップします。豪雨警報は危険度が高い(降水量が多い)順に黒、赤、黄と3種類発令されます。黒警報はシグナル8と同様の警報内容になります。

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