インスタ映え間違いなし!香港のフォトジェニックスポット
ビクトリアピークの夜景
香港に来たら絶対にはずせない観光地でありフォトスポット。香港にある大平山の頂(ピーク)は、イギリスのビクトリア女王にちなんで名づけられました。ここからは香港島、ビクトリア湾、九龍を一望でき、夜になると沿岸にそびえたつ摩天楼と街の灯りがキラキラと瞬きます。世界に冠たる「百万ドルの夜景」とはまさにこの景観! ビクトリアピークからの風景を楽しむには、中環(セントラル)の花園道から終着駅までピークトラムで登るか、中環の香港駅バスターミナルからミニバスの1番でも行けます。 終着のピークトラム駅は展望台がある「ピークタワー」につながっており、ピークタワーの向かいにある「ピークギャレリア」の中にはブティックやショップ、レストランとともにバスターミナルがあります。 ピークタワーから少し歩くと「獅子亭展望台」があり、ここも夜景の名所として歴史があります。また、ピークトラムからルガードロードを10分ほど歩いたところもビクトリア湾を見渡せる絶景ポイント。ルガードロードは遊歩道ですが、夜になると灯りが少ないのでグループで行動するようにしましょう。 ビクトリアピークにはいくつもの展望スポットがあり、どこから見ても、何度見ても息をのむような美しさです。
ビクトリアハーバーの「シンフォニー・オブ・ライツ」
香港島と九龍の間、ビクトリアハーバーの夜景も必見です。 「シンフォニー・オブ・ライツ」は毎晩8時から13分にわたって開催されるイベント。 夜景をバックに高層ビル群から色とりどりのレーザー光線がバックミュージックに合わせて踊るようにきらめく、夢のようなショータイムです。 九龍の尖沙咀ウォーターフロントから香港島にそびえるビル群を見渡すのがメジャーな夜景観賞ですが、最近は九龍側にも高層ビルが増えて香港島から見る夜景も魅力的に。そこで、香港島と九龍、両サイドの夜景を一度に見たい!という欲張りなあなたには海の上からの鑑賞がお勧めです。 シンフォニー・オブ・ライツに合わせて運航されるクルーズもいろいろありますが、人気なのは「アクアルナ」です。アクアルナは、ジャンク船と呼ばれる中国商人の帆船をモチーフにした船。シンフォニー・オブ・ライツの時間に合わせ、もっともよく見える位置へ移動してくれるので13分間の光と音楽の祭典を十分に満喫できます。
香港映画の聖地、ミッドレベルエスカレーター
香港島のビジネス街セントラルと、「ミッドレベル」と呼ばれる高級マンション群が建つ山の中腹を800メートルのエスカレーターが結んでいます。この「ミッドレベルエスカレーター」は高低差135メートル、もともと中腹に住む住民の生活のために作られたエスカレーターでしたが、映画のロケに使われたことから観光名所として知られることに。有名なのはウォン・カーウァイ監督の『恋する惑星』。これを見て、トニー・レオンと同じようにこのエスカレーターに乗りたい!という日本人も多数訪れているとか。 エスカレーターの長さが800メートルというわけではなく、18基のエスカレーターと3基の動く歩道と階段がつながっており、ストリートと交差しているところで途中下車して街並みを楽しむこともできます。旬のスポットが集まるソーホー、高級マンション群など、上っていくごとに景観が変わっていくのが楽しい。 エスカレーターは中環駅D2出口を出て、皇后大道中の右手のビルから乗ります。ミッドレベルに住む人の通勤や通学のため、エスカレーターの動く方向は、朝6時から10時まで上から下へ、午前10時から夜の10時までが下から上へとなっています。
話題のホットスポット、湾仔下町
湾仔は中環と洞海湾という2つの繁華街に挟まれ、古きよき香港の面影を残す山側のエリアから現代的なビルが立ち並ぶ沿岸エリアまで海に向かうごとに表情が変わっていく街。 ウォーターフロントの高層ビル群、港町として栄えた風情を残す歓楽街、庶民の暮らしを支える路上市場でにぎわう下町、イギリス統治時代の歴史的建造物を活かして再開発したエリアなど、フォトジェニックな素材にあふれる魅力的なエリアです。 JTBでは、これらのフォトジェニックスポットを押さえた各種ツアーをご用意しています。ビクトリアピークの夜景やアクアナルでシンフォニー・オブ・ライツを観賞するコース、映画のロケ地巡り、湾仔下町をじっくり歩くコースなど、いずれも見どころを効率的に回ることができます。旅の目的とスケジュールに合わせてご活用ください。