香港返還20周年記念式典に参加してきました

7月1日は英国領土であった香港が中国に返還され、中国の香港特別行政区となった日です。2017年はその20周年の節目に当たる年として、多くの行事、式典が行われました。
当日はあいにくの雨模様でしたが、式典には北京より習近平国家主席が出席され、また夜には盛大な花火がビクトリ湾に打ち上げられたビッグイベント。その式典の模様をお伝えします。

式典当日の街の様子

記念式典、行事等は午前中に香港島の湾仔地区で行われました。なにしろ国家出席がお見えになる!とのことで、式典の行われた会場近辺では厳しい交通規制が敷かれ、主席の宿泊するホテルとその隣のホテルも、なんとホテルごと貸切してしまうという、非常に厳重な警備体制だったようです。
また、在香港日本国総領事館では、事前に民主派による抗議デモ、テロ等に注意を呼びかけていました。すでに何人か逮捕者が出るなど、少々物々しい出来事もありましたが、当日は無事に式典が行われました。

20周年ならではのイベントも

注目の花火ですが、今年はなんと23分の間に約4万発もの花火を打ち上げたそうです。香港では使われない中国語の簡体字を使った「中国」という文字の花火も見られました。これら式典に使用された花火だけで、なんと総費用1,200万香港ドル(約1億7千万)とのこと。また今回は花火だけでなく、LEDを駆使した光線も飛び交い、より賑やかな式典となりました。
このほかにも、10名の香港歌手による20周年記念テーマソングが製作、発表になったりと、今年は20周年ならではの記念イベントがたくさん行われています。

パリ・ルーブル美術館展(終了しました。)や、英国博物館から古代エジプトのミイラ等の展示など文化的なイベントも盛りだくさんの2017年。ぜひ、香港に訪れてみてはいかがでしょうか。

関連記事

エリアから探す

地図から探す

記事タイプから選ぶ

旅のテーマから選ぶ

旅行スタイルから選ぶ

日付から選ぶ