【2024 年版】【世界遺産】囚人の博物館 !『ハイドパークバラックス』
【2024年に日本語音声ガイドが導入!】ハイド・パーク・バラックスについて(Sydney Hyde Park Barracks)
入館無料なのでどなたでも利用できます!
この建物は1819年に「囚人の宿泊所」として利用されていた建物で、1848年には「移民収容所」、そして1984年には「博物館」へと用途を変えながら現在まで残っています。
2010年にはオーストラリアの囚人遺跡群の1つとして
最初の入館場所で自動で音声ガイドが流れるヘッドホンを受け取れます。展示品のおいてある建物は2つあり、音声ガイドの指示に従えばスムーズに回れます。
『ハイド・パーク・バラックス』の歴史を過去から現在にかけて学べる流れになっています。
「シドニー ハイド・パーク・バラックス(Sydney Hyde Park Barracks)」
https://mhnsw.au/visit-us/hyde-park-barracks
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オプショナルツアー(現地発着)JPY7,491〜期間: 2023-04-04~2025-03-31世界遺産オペラハウスの内部を見学するツアーです。30分のツアーは、必見の見所を網羅しています。知識の豊富なガイドが皆さんと一緒にオペラハウスの中を巡りながら、その波瀾万丈の歴史、天才的な建築家の功績、奇跡ともいえる設計と工学の秘密をご紹介いたします。シドニーハーバーが一望できるロビーから美しい風景を写真に収めたり、さらにはオペラハウス内の劇場のコンサートホールまたはオペラシアターの中に実際に足を踏み入れたりする機会も設けております。他では決して体験することのできないツアーです。ツアーの後はオペラハウス敷地内でハーバーの美しい景色を見ながらランチを堪能していただけるツアーです。※通常Opera Bar(オペラバー)でのお食事となります。
【1788年~1840年】囚人宿泊所としての歴史
1788年、ガディガル族の土地にニューサウスウェールズの流刑植民地が設立されました。
有罪判決を受けた囚人たちは、刑期を全うし、イギリス人の植民地を築き、そこに住むためにニューサウスウェールズに送られました。
囚人たちは比較的自由に生活していましたが、この植民地が発展するにつれて、囚人たちの自由はなくなってきました。
いつまでも新設の入植地のままでいるわけにはいかないため、1819年に『ハイド・パーク・バラックス』の運用が始まりました。宿舎に収容された囚人たちは、労働時間や服装、食事に関する新しい規則に従うことを余儀なくされました。
そこでの囚人たちの労働や日常生活の隅々まで展示品を見ながら解説を受けることができます。
この建物自体、当時の囚人たちが一から作り上げたものなので、感慨深いです。
その後、囚人移送はイギリスの刑務所改革者から批判され、1840年に私的輸送の慣行は廃止され、ニューサウスウェールズへの移送は中止されました。
【1846年~1887年】移民収容所としての歴史
囚人宿泊所としての歴史を終えた後、政府が植民地で女性人口を増やすことを目的に、シドニーに単身女性が移住するよう支援しました。
しかし、シドニーに到着した女性たちに対して、仕事や住居を見つけるための支援が全くありませんでした。路上などで寝泊まりすることになった女性もいました。
そのため、1848年に『ハイド・パーク・バラックス』は到着した単身女性のための「移民宿泊施設」および「雇用斡旋所」となりました。
そこでの移民女性たちの日常生活や雇用されるための工夫、当時の彼女たちの心情など隅々まで展示品を見ながら解説を受けることができます。
1848年から始まった「移民宿泊施設」としての役割は約40年後の1887年まで続きました。
【まとめ】
今回は、『ハイド・パーク・バラックス』の「囚人宿泊所としての歴史」と「移民収容所としての歴史」を大まかにまとめました。
実際に足を運ぶと、これらの歴史をより詳しく知ることができます。
ぜひ訪れて見てください。
この記事でご紹介したスポット
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オプショナルツアー(現地発着)JPY3,387〜期間: 2022-11-01~2025-03-31世界遺産オペラハウスの内部を見学するツアーです。30分のツアーは、必見の見所を網羅しています。知識の豊富なガイドが皆さんと一緒にオペラハウスの中を巡りながら、その波瀾万丈の歴史、天才的な建築家の功績、奇跡ともいえる設計と工学の秘密をご紹介いたします。シドニーハーバーが一望できるロビーから美しい風景を写真に収めたり、さらにはオペラハウス内の劇場のコンサートホールまたはオペラシアターの中に実際に足を踏み入れたりする機会も設けております。他では決して体験することのできないツアーです。