【お中元・お歳暮・季節の贈り物マナー】タイミングや予算について | JTBギフト

GIFT MANNERSお中元・お歳暮・季節の贈り物マナー

お祝いごとの贈り物マナーをご紹介

季節の贈り物マナーをご紹介

毎年贈ることの多いお中元やお歳暮、季節の贈り物。
日頃の感謝を伝えるために贈るもののため、
マナーが気になる方も多いのではないでしょうか。
相手に喜んでいただくのはもちろんのこと、
失礼のないようにしたいものです。
ただ、贈り物にはさまざまな決まりごとがあり、
地域によっても違うことがあるので、悩む方が多いのも事実。

そこでお中元やお歳暮、季節の贈り物に関する相場や常識、
マナーや贈るタイミング、地域による違いなどをご紹介いたします。

  • お中元・夏ギフト

    お中元・夏ギフト

  • お歳暮・冬ギフト

    お歳暮・冬ギフト

  • 母の日の贈り物

    母の日の贈り物

  • 父の日の贈り物

    父の日の贈り物

お中元・夏ギフトを
贈る際のマナー

相場Market price

お中元の相場は3千円〜5千円ほどが一般的です。
ただし、贈る相手との関係性や贈る側の年齢によって変わってきます。
特にお世話になっている人や重要な取引先には5千円〜1万円程度が相場とされています。

また、金額は同じでも内容を変えることも多いです。
年齢が高めの方には量より質の高いものを贈り、
子供がいる家庭であれば家族揃って楽しめるものを贈るのが一般的です。

贈り方(熨斗書き)How to give

お中元の贈り方として熨斗は大切なポイントです。基本的に熨斗はつけましょう。
外熨斗と内熨斗は明確な使い分けは決まっていません。
例えば配送する場合は熨斗が傷つかないように、内熨斗にする方が多いです。
手渡しの場合は外熨斗でいいでしょう。

水引は紅白の蝶結びを選び、表書きは「御中元」とします。
下部には自身の名前をフルネームで入れましょう。
ただし家族で贈る場合は、姓だけを入れるのが一般的です。
連名で贈る場合は、右側が目上、左側が目下の人となります。

詳しくはこちら

贈るタイミングTiming

御中元を贈る時期は、地域によって異なります。これはお盆を行う時期に地域差があるためです。
基本的に受け取る側の地域に合わせて贈るのがマナーです。
以下がお中元を届けるのにおすすめの時期です。

  • 関東・東北・
    甲信越地域

    7月1日〜7月15日

  • 北陸地方

    7月15日頃

  • 北海道・関西・
    中国・四国・
    九州地方

    7月15日〜8月15日

  • 沖縄地方

    旧暦のお盆までに贈る

定番の品Classic goods

  • ビール

    ビール

    暑い時期なので清涼感のあるビールやコーヒーなどは人気です。相手側がお酒が好きであるかを確認して贈りましょう。

  • スイーツ

    スイーツ

    甘いものが好きな方が、子供がいる家庭であればスイーツを贈る方も多いです。夏らしさのあるゼリーやアイスクリームなどが好まれやすいです。

  • 旬のフルーツ

    旬のフルーツ

    メロンや桃、マンゴーなどの旬のフルーツも定番です。自分ではちょっと買いづらい高級なものを贈るのがおすすめです。

NGギフトNG GIFT

基本的に相手が好むものなら何でも贈れますが、NGな贈り物もあります。
たとえば受け取る人が働いている会社のライバル会社にあたる製品は失礼にあたります。
また、病気などで食事制限をされているのが分かっている場合は、それにあたる食品を避けましょう。

さらに目上の方には「勤勉」の意味合いがある「時計」や「鞄」などはNGです。

喪中の場合mourning

お中元はお祝い事に関する贈り物ではないため、自分と相手どちらが喪中でも贈ることができます。
ただし、忌明け前であるならば少し時期をずらし、暑中見舞いとして贈る場合もります。

また、熨斗や水引などは使用せず白無地のかけ紙を使います。
上部に「御中元」、下部に自身の名前をフルネームで入れます。短冊を使用する場合もあります。

贈ってはいけないシーン(公務員)NG SCENE FOR THE PUBLILC

お中元を贈る上で気をつけなくてはいけないのが公務員です。
公務員は利害関係者から物品や金銭などを受け取ることを禁止されています。
これは「国家公務員倫理法」によって定められています。

ただし、利害関係者以外からなら通常の社会儀礼の範囲内で受け取ることが可能です。
例えば親戚や親しい友人から受け取る場合なら問題ないことがほとんどです。
もし身内が業務上の利害関係者にあたる場合は避けた方がよいでしょう。

お礼gratitude

お中元をもらったらお礼状を書くのがマナーです。
お礼状は「受け取りました」ということと、相手に対する感謝を伝えます。

品物を返した方がより丁寧に感じますが、
お中元は「お世話になった感謝の気持ち」として贈られるものなので返す必要はありません。
お礼状はハガキや手紙、電話などで連絡します。
また、親しい身内や友人、親しいビジネス関係の人にすぐお礼を伝えたい場合はメールでもOKとされています。

おすすめのJTBギフトRecommended JTB Gifts

お中元・夏ギフト

利用シーンはこちら

監修 : 人材開発コンサルタント 堺 真理子

日本人初の外部講師として海外国立外交アカデミー、銀行財政アカデミー、商業アカデミーなど大統領直結政府機関で、
国際マナー・日本文化とビジネスマナーを展開。
国内でも、国連大学ゼロエミッション、外務省、国際交流基金、文部科学省、国立文化財機構、
防災科学技術研究所他民間企業などで幅広い分野で人材育成研修を実施中。
国際マナーでは日本経済新聞、東京交通新聞、北海道新聞に掲載された。

【知っておきたい贈り物のマナー】
結婚祝・入学祝・送別品など

MORE