イメージ

top

セーリング ワールドカップシリーズ江の島大会2019(8/29) 観戦レポート

皆さん、こんにちは!JTBスポーツです。
今回は東京2020オリンピックの競技種目でもある「セーリング」のワールドカップシリーズ江の島大会2019をレポートしちゃいますよ!

イメージ

■日程:2019年8月25日~9月1日
■会場:江の島ヨットハーバー(神奈川県藤沢市江の島1-2-2)
■主催:ワールドセーリング(WS)
    公益財団法人 日本セーリング連盟(JSAF)
■競技種目:オリンピック種目10種目(予定)
■種目内訳:男子ダブルハンド 470級、女子ダブルハンド 470級、男子スキフ 49er級、女子スキフ 49erFX級、男子シングルハンド レーザー級、女子シングルハンド レーザーラジアル級、男子シングルハンド フィン級、男女混合マルチハル ナクラ17級、男子ウィンドサーフィン RS:X級、女子ウィンドサーフィン RS:X級
■参加国数:約50カ国(予定)
■参加人数:約600人(予定)

イメージ

セーリングヨット

セーリング競技とはセール(帆)に受ける風の力で動く小型の船を使用し、タイムを競うスポーツです。
ヨットが風上に向かう場合は、風に対して45度の角度でしか帆走できないため、ジグザクに進行していきます。
海面に設置されたマークを、決められた順序と回数でまわり、ゴールを目指します。 着順を点数化し(順位が高いほど低得点)、第一レースから最終レース(メダルレース)までの総得点の最も低い選手が優勝となります。
常に変化する自然の条件下で他艇と競うため、風の状況、潮流の影響、波の状態などを判断してヨットのセッティングやコース取りなどの戦略と戦術を駆使しながらフィニッシュラインを目指す、知力、体力が必要となる種目となります。

イメージ

RS:X級のボート

イメージ

49er級ボート。海面ぎりぎりまで体を倒して操作します。

オリンピックでは10種目行う予定となります。 各種目は使用する船と大きさ、人数などで変わります。

・RS:X級(アールエスエックス)は1人乗りで全長2.8m、幅0.93m、重量15.5kgのボートを用いたウィンドサーフィンの種目。男女ともに行われます
・470級(ヨンナナマル)は2人乗りで全長4.7m。舵と主帆を操るスキッパー、前帆を操るクルーの2人乗りヨットの種目です。男女ともに行われます
・レーザー級は1人乗りで全長4.23m、幅1.37mのレースヨットで行われる男子のみの種目
・レーザーラジアル級は1人乗りでレーザー級の艇体をそのまま使い、セールの面積を約80%に削減したヨットで行われる女子のみの種目
・49er級(フォーティーナイナー)は2人乗りで全長4.99m、幅2.90mのヨットを使用。 スキッパー、クルーとともにトラピーズ(身体を支えるためマスト上部からとってあるロープ)で身体を支え、艇外に乗り出してバランスを取りながら操艇する男子のみの種目
・49erFX級(フォーティナイナーエフエックス)は2人乗りで男子の49er級と同じ艇体でマストの高さ、帆面積が小さいクラスの女子のみの種目
・フィン級は1人乗りで全長4.1m、幅1.50mのレースヨットで行われる男子のみの種目
・ナクラ17級は2人乗りでカタマラン(双胴艇)を男女混合で操る種目

イメージ

江ノ島弁天橋からの江ノ島

イメージ

駅前にもボランティアの方がおり、誘導してくれます。

会場の江の島ヨットハーバーは江ノ電「江ノ島」駅、小田急電鉄江ノ島線「片瀬江ノ島」駅が最寄りの駅となります。
徒歩で駅から会場まで20分程度かかりますので、時間は余裕をもって行動したほうがよいと思います。

イメージ

ここを左に曲がるとヨットハーバー方面へとつながります

江ノ島に入り、すぐ左へ曲がり歩いていくと会場です。
江ノ島へ入るところにボランティアスタッフが誘導していますので、迷わず行けると思いますよ!

イメージ

江ノ島のセーリングワールドカップ案内ブース

観戦席は2か所あります。
選手が海へ出入りするところが見やすい観客席とレース方面に一番近い観客席があります。
東京2020オリンピックの際にはレース方向に一番近い観客席のみの予定です。

イメージ

イメージ

選手が海へ出入りするところが見やすい観客席

イメージ

写真のように、近くで選手が海へ出ていくところが見れます。

イメージ

イメージ

レース方面に一番近い観客席

イメージ

こちらでも選手が出入りしているところは、近くで見れます。

当日はかなり日差しも強く、観客席に屋根もないため、暑さ対策は必須です。
風が強かったので、帽子や荷物など飛ばされないように注意した方がよさそうです。
ヨットハウスがクーラーが効いていて、飲食店もありますので、一休みする際に活用するといいと思いますよ!!

イメージ

観客席は屋根もなく、日陰もないので暑さ対策が必要です。

イメージ

ヨットハウス内はクーラーも効いており、快適です

イメージ

風が強く、旗もなびいてました。

また、観戦時には手すり近くに座っていると、波の影響で水しぶきがかかることがありますので注意ください。
レースに向かう、もしくは戻ってくるときの選手は近くで確認できますが、レースはかなり遠くで行われていますので、観戦される際は、望遠鏡など持って行った方がより楽しめますよ!

イメージ

席の近くに波が当たるので、水しぶきがかかることもあります

イメージ

レースは沖の方で行われているため、望遠鏡は忘れずに

イメージ

観戦に疲れたら足つぼスベースでリフレッシュ

江ノ島は観光地としても有名ですので、帰りは観光、食事を楽しんで帰るのもよいかもしれません。

イメージ

海鮮丼など海鮮のおいしいお店が江ノ島にはたくさんありますよ

日曜のレースで男子470級の土居一斗、木村直矢組が銅メダルを獲得するなど、セーリングで日本人も活躍を見せています。
東京2020オリンピック時でも是非メダル獲得を目指してがんばってほしいですね。

以上、セーリング ワールドカップシリーズ江の島大会2019観戦レポートでした!

関連記事