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2019.8.30

観戦レポート

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2019世界柔道選手権東京大会(8/27)観戦レポート

皆さん、こんにちは!JTBスポーツです。
今回は東京2020オリンピックで日本の金メダルも期待できる競技「柔道」の2019世界柔道選手権東京大会をレポートしちゃいますよ!

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■大会名称:2019年 世界選手権東京大会
■会  場:武道館
■競技日程:2019年8月25日(日)~9月1日(日)8日間
■競技内容:
8/25(日)男子60㎏級 女子48㎏級
8/26(月)男子66㎏級 女子52㎏級
8/27(火)男子73㎏級 女子57㎏級
8/28(水)男子81㎏級 女子63㎏級
8/29(木)男子90㎏級 女子70㎏級
8/30(金)男子100㎏級 女子78㎏級
8/31(土)男子100㎏超級 女子78㎏超級
9/1(日)男女混合団体戦
■公式Web:https://tokyojudo2019.jp/

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子供たちによる柔道の型の演技

柔道は「礼に始まり礼に終わる」というように相手を豪快に投げたりすることだけでなく、精神の鍛錬に重きを置いたスポーツで、日本のみならず世界各国にも愛されるスポーツです。
試合場は14.55m(8間・畳縦8枚)四方で、その中央に9.1m(5間・畳5枚)四方の場内を設け、畳50枚を敷きます。
今回の世界選手権で使用されている畳は、東京2020オリンピックでも使用される畳のようですよ!

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場内は緑、場外が赤と色分けされ、選手にも観客にも見やすい競技場となっています。

会場の武道館は東西南北で会場の席のカテゴリーが分かれています。
S席はアリーナ席、A席が1階、B席が2階前方、C席が2階後方で分かれています。
南ブロック・北ブロックの座席からは、競技を横から見えるので、観戦にはおすすめです。
※世界柔道では北ブロックはメディア席のため、2階は座れませんでした。
どの席でも上部にモニターがあり、映像が見れますので、選手の顔などはそちらでも確認できますよ!

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1階座席案内図

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2階座席案内図

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モニター画面

会場外では世界柔道のグッズ販売や屋台などが出ていて、予選ラウンドと決勝ラウンドの間で皆さん買い物や食事を楽しんでいました。
会場内でも売店やグッズ販売もありましたので、自分の好きなタイミングで購入が可能です。
トイレも各階に設置されていますが、通路が狭いので並んだりして、人が多くなると通行に時間がかかるので注意が必要そうです。

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会場外の屋台

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会場内売店

柔道のルールとしては、
・試合時間は4分
・「一本」と「技あり」のポイントがあり、「一本」は決まった瞬間に試合が決まる。
・「技あり」の判定を受けた人が、再び「技あり」を取ると合わせ技により、判定は「1本」となります
・抑え込み技は20秒で「一本」、10秒で「技あり」
・指導3回で反則負け
・試合時間終了時技ありのポイント数の多い方が勝ち
・試合時間を終え「技あり」が同数の場合、「指導」の数にかかわらず時間無制限のゴールデンスコア方式の延長戦

あたりを覚えておくと、試合内容も理解できて楽しく観戦できると思いますよ!!
また、会場ではスマートフォンでQRコードを読み取り会場内で松本薫さんや中村美里さんなどの実況が視聴できるサービスもありました。
聞きながら観戦するとより競技を楽しめますよ!

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音声ガイドのチラシ

観戦した8/27(火)には、男子73㎏級リオオリンピック金メダリストの大野将平選手と女子57㎏級2018年世界選手権優勝の芳田司選手、日本育ちのカナダ国籍選手の出口クリスタ選手が出場。

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応援は、太鼓、笛、メガホン、バルーンスティック、ブブゼラなどの鳴り物は使用できませんので、みなさん拍手や選手名、国名などで応援していました。

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大野将平選手は準決勝では2度の判定取り消しとなりましたが、残り30秒で「一本」を取り勝利!
決勝でも「一本」を取り、オール一本勝ちの圧倒的な強さで完全優勝となりました。

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女子決勝戦

女子は芳田司選手と出口クリスタ選手の決勝に!
高校時代からのライバル同士だった二人の対戦は試合時間内では決着がつかずゴールデンスコア方式の延長戦へ!
芳田選手が寝技など積極的に攻める展開でしたが、谷落で技ありをとり見事優勝となりました。
優勝した二人は来年の東京2020オリンピックへの出場へ近づきました。

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表彰セレモニー

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表彰台

柔道の代表選手は本番で表彰台に上がることよりも、代表選手に選出されることのハードルのほうが高いと言われているほど国内のレベルが高い競技です。
東京2020オリンピックには誰が出場して、メダルを獲ってくれるか今から楽しみですね。

以上、2019世界柔道選手権東京大会観戦レポートでした!

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