世界ボートジュニア選手権大会2019観戦レポート(8/10)
皆さん、こんにちは!JTBスポーツです。
今回は東京2020オリンピックの競技でもある「ボート」のテストイベントでもある、2019世界ボートジュニア選手権大会をレポートしちゃいますよ!
大会ポスター
■大会名称:2019世界ボートジュニア選手権大会
2019World Rowing Junior Championships
■開催期間:2019年8月7日(水) ~ 8月11日(日)
■会場:海の森水上競技場(東京都江東区青海三丁目先)
■主催:国際ボート連盟(FISA)
Federation Internationale des Societes d‘Aviron
■主管:公益社団法人 日本ボート協会
一般社団法人 東京都ボート協会
■特別共催:東京都
■後援:スポーツ庁
公益財団法人 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会
公益財団法人 日本オリンピック委員会
公益財団法人 日本スポーツ協会
公益財団法人 日本障がい者スポーツ協会
■大会運営:2019世界ボートジュニア選手権大会組織委員会
■競技種目:14種目(男女 各7種目)
・ シングルスカル
・ ダブルスカル
・ 舵手なしペア
・ クオドルプル
・ 舵手なしフォア
・ 舵手つきフォア
・ エイト
■競技規則:FISA競漕規則(FISA Rules)
■参加する国と地域の代表:
アルジェリア(ALG)、オーストラリア(AUS)、オーストリア(AUT)、ベルギー(BEL)、ベラルーシ(BLR)、ブラジル(BRA)、ブルガリア(BUL)、カナダ(CAN)、チリ(CHI)、中国(CHN)、クロアチア(CRO)、キプロス(CYP)、チェコ(CZE)、デンマーク(DEN)、スペイン(ESP)、エストニア(EST)、フランス(FRA)、イギリス(GBR)、ドイツ(GER)、ギリシャ(GRE)、香港(HKG)、ハンガリー(HUN)、インド(IND)、アイルランド(IRL)、イタリア(ITA)、日本(JPN)、ケニア(KEN)、キリバス(KIR)、ラトビア(LAT)、リトアニア(LTU)、メキシコ(MEX)、オランダ(NED)、ノルウェー(NOR)、ニュージーランド(NZL)、パナマ(PAN)、ペルー(PER)、ポーランド(POL)、ポルトガル(POR)、ルーマニア(ROU)、南アフリカ(RSA)、ロシア(RUS)、シンガポール(SGP)、セルビア(SRB)、スイス(SUI)、タイ(THA)、チャイニーズ・タイペイ(TPE)、チュニジア(TUN)、ウクライナ(UKR)、アメリカ(USA)、ウズベキスタン(UZB)、ジンバブエ(ZIM)
*7月22日時点のエントリー情報です。
ボート競技
ボート競技はスタートからフィニッシュまで、水上の直線コースをオールを使ってボートを漕ぎ、いかに速くたどり着くかを競うシンプルな競技です。 今大会や東京2020オリンピックでは2,000mの距離で争います。 2,000mを超える直線コースは圧巻です。
橋の向こうがスタートラインです。
ボート競技は大きく分けると「スカル」と「スウィープ」の2種目があります。
「スカル」はオールを1人が右手と左手に1本ずつ、合わせて2本持って漕ぐ種目で、「スウィープ」はオールを1人1本ずつ持って漕ぐ種目となります。
クオドルプルと呼ばれる漕手4名が同じ動きで艇を進めます
シングルスカル以外は2名以上のチームとなって競技を行うため、チームワークが求められる競技となります。
選手たちの息のあったボートを漕ぐ姿は美しく、また水面をすべるように走っていくボートのスピード感には驚かされます!
ダブルスカル。二人の息を合わせてボートを進めます
会場の海の森水上競技場へは東京テレポート駅から徒歩約5分のダイバーシティ前のシャトルバス乗り場からシャトルバスで約10分程度で着きます。
駅からは看板でシャトルバス乗り場まで誘導してくれます。
東京テレポート近くのシャトルバス乗り場
シャトルバス乗り場からグランドスタンドまでの間で、企業ブースや屋台などが並んでいます。
屋台の前には屋根付きの休憩スペースがあるので、涼しい中、ゆっくりと食事などが楽しめます。
オフィシャルショップもあり、今大会のグッズも販売されていますよ。
様々な売店が出店中
休憩場ではテーブルとイスが用意されていて、観戦しながら食事も楽しめます。
オフィシャルショップではTシャツなど様々のグッズを販売
グランドスタンドの屋根付き部分以外の観客席は、日陰がないので帽子や日傘など暑さ対策、日焼け対策が必要です。
仮説テントの休憩所があったり、地面に水をまいたり、シャトルバス乗り場はミスト付きのテントとなっていたりと暑さ対策も随所に見られましたが、東京2020オリンピックでも、観戦に行かれる方は暑さ対策は必須となりそうです。
グランドスタンドは屋根のあるところとないところがあります。
芝生の観客席での観戦もできます。
シャトルバス乗り場はミスト付きテントで快適
欧米で人気のスポーツとあって、レースは海外からの観戦客がたくさん来ていました。
国名を叫んで応援したり、各国独自の鳴り物をもって応援したりと様々なスタイルで応援しているのが印象的です。
アイルランドの観戦客
飛行場が近いので、会場近くを飛行機がたくさんとおります
会場はには大型ビジョンも用意されており、遠くからスタートしてくる選手たちのレース状況も確認できます。
レースは間をあけず次々と行われ、会場地点からはスタート地点が見えないため、アナウンスやモニターで戦況を確認します。
ボート競技のコースでは淡水が多いですが、海の森水上競技場は海水のコースとなり、横風や波の状況がレースに影響を及ぼしそうです。
大型ビジョンで結果や中継が見れます
来年の2020年7月24日からは、いよいよ東京2020オリンピックのボート競技が開催されます。
今大会も日本勢は残念ながら予選を通過できず、今まで日本人選手がボートではメダルを獲得したことがありませんが、東京2020オリンピックでの活躍に期待したいですね。
以上、世界ボートジュニア選手権大会2019観戦レポートでした!