フィギュアスケートの醍醐味を教えちゃいます!
~全日本フィギュア2018観戦レポート~
こんにちは、JTBスポーツ フィギュア担当です。
今回は注目の全日本フィギュア2018観戦レポートを皆様に伝えちゃいます!
会場には開演前からたくさんのお客様が。
<大会概要>
■大会名:全日本フィギュアスケート選手権2018
■日程:2018年12月21日~24日
(21日女子ショート、22日男子ショート、23日女子フリー、24日男子フリー)
■会場:大阪府門真市 東和薬品RACTAB(ラクタブ)ドーム
会場となる大阪門真南にある東和薬品RACTABドーム
12月22日に東和薬品RACTABドームで行われた男子ショートプログラム(SP)では、3連覇がかかる宇野昌磨選手が102・06点の高得点で首位発進。
今季4年ぶりの現役復帰を果たした高橋大輔選手はシーズンベストで2位、昨年2位で平昌オリンピックに出場した田中刑事選手は4位となり、年内を締めくくる24日のフリーに臨むことになります。
会場外のグッズ売り場にも人気。
グッズ売り場横にある選手イラストとのフォトコーナー。
そして、いま最も注目されていると言っても過言ではない女子フィギュアは、今季の成長が著しく、トリプルアクセルが代名詞で若干16歳の紀平梨花選手が出場することで大きく注目されています。
21日に開幕された女子ショートプログラムでは、紀平選手はトリプルアクセルで転倒するなど5位に終わりましたが、ミス・パーフェクトの異名をとる宮原知子選手がほぼミスなしの演技を披露して首位発進。
2位は坂本花織選手、3位は三原舞依選手、そして4位は樋口新葉選手が栄冠を目指してフリーに臨みます。
プログラム当日の選手出場リスト。(皆々がスマホで撮っていたのが印象的。。)
まずは、妖艶なペアのアイスダンスで会場内が酔いしれるなか、いよいよ、個人の女子フリー演技がスタートです。
フィギュアスケートは、6人ほどのグループ別に区分けされ、競技を行います。
選手の紹介コール、数分間のウォーミングアップを経て、各選手が本番に臨みます。
応援する際の特徴として、演技は静かに見守るものの、ジャンプやトゥループ、スピン等のアクション時にはお目当ての選手に関わらず大きな拍手で会場内を盛り上げます。
拍手についても成功時のみならず、アクションに失敗した選手を元気づける意味でも皆々が大きな拍手で一喜一憂するのがフィギュアならでは、かもしれませんね!
会場によっては異なりますが、飲食や撮影なども禁止されているケースが多く、ファンの皆々が、演技グループのリンク製氷の合間に会場外やコンコース席で軽食をしている姿が見受けられました。
会場に足を運ばれる際は、事前にお食事やトイレを済ませておくことをおススメします!
(注:会場内のトイレは大行列になることも!)
さて、演技も終盤を迎え、いよいよ最終グループに突入。
まずは、紀平選手がSPでの出遅れを払拭したトリプルアクセルを始めとする素晴らしい演技で会場内は大きな拍手喝采とスタンディングオーベーションの渦に。
なんと、この時点で首位に躍り出ます。
その後に出場した樋口選手、そしてパーフェクトな演技でこれまた会場内を沸かせた三原選手と続き、さらにSP首位発進の宮原選手はまさに貫禄の演技だったものの、紀平選手の得点を超えられず、この時点で二位に。
そして、最終滑走は平昌オリンピックにも出場した坂本選手。
彼女のスケーティングは非常に伸びがあり、スピード感があってパワフルなのが特徴です。
最終グループで、且つ最終滑走のプレッシャーを跳ね除けた完璧な演技で会場内の盛り上がりは最高潮に。
なんと、自己ベストによる大逆転で優勝をもぎ取りました。
今回出場した選手たちは皆々が難しいプログラムに臨み、全日本が10代の選手たちを中心にホントにハイレベルな戦いになっているな~と実感。
やはり、会場で観戦するとフィギュアスケートの醍醐味が味わえ、技の凄さや観客も一体となった雰囲気を感じられる、スポーツならではの素晴らしさを実感できますよ!
ぜひ、皆様も会場に足を運んでみてはいかがですか?
会場に来られるときは、寒さ対策として上着は忘れずに。
以上、全日本フィギュアの観戦レポートでした!次回をお楽しみに。