地球最強ラグビーを生観戦!キヤノンブレディスローカップ2018
JTBスポーツブログをご覧の皆様、こんにちは!
ラグビー大好きっ娘の「屈強ラグ美」です。
日本で初めて開催されるラグビーワールドカップを来年に控え、日本代表が世界選抜チームと善戦し、そして11月3日には王者ニュージーランド代表と対決するなど、国内のラグビー熱も盛り上がってきましたこの秋。
全世界のラグビーファンが注目する、「キヤノンブレディスローカップ2018」を観戦してきました。
ブレディスローカップとは、ニュージーランド代表オールブラックスと、オーストラリア代表ワラビーズ、ライバル関係にある両国のプライドがぶつかり合う国際対抗戦で、両国にとって「ワールドカップの次に重要なカップ」といわれるほど。
1931年から始まったこの対抗戦は、当時のニュージーランド総督ブレディスロー卿にちなんだカップが勝者に贈られるようになったことに由来します。
2018年10月27日。
第三戦決戦の舞台は、横浜の日産スタジアム。
そう、ラグビーワールドカップ2019の決勝の地。
新横浜駅へ向かう電車や駅周辺も大混雑。
両チームのユニフォームを来た外国人もたくさん!
気持ちも盛り上がってきます。
新横浜駅の大きなパネル
ブレディスローカップ開催にあわせて、「横浜ラグビーフェスタ」も開催。 新横浜駅ゾーンと日産スタジアム周辺ゾーンでそれぞれ、ラグビー10種目チャレンジやステージイベントなどいろんなイベントが行われていました。 日産スタジアム周辺でラグビーボーリングにチャレンジ。 ラグビーボールなのでピンを倒すのに皆さん苦戦していました。 子供たちはラグビーボールすくいに夢中でしたが、これも球が楕円なので、なかなか難易度が高そうでしたね。
駅前の大きな大きなブレイブブロッサム
5か所の色の違うスタンプを重ねて押していくと完成するスタンプラリー。
さて、飲み物や食べ物を買って気持ちも高まりつつあるなか、いざ入場!
セキュリティチェックが厳しく、入場に時間がかかりましたが、ワールドワイドな観客たちの列に非日常感が感じられ、もうワクワク、ドキドキが止まりません!
広い広い日産スタジアム。
選手も遠いのに、さすがラガーマン。
遠くから見てもその体の大きさがわかります。
オールブラックスの黒と、ワラビーズの黄色。
あぁ本物なんだ……とそれだけで感動。
練習が終わり、選手入場に国歌斉唱。
歓声と拍手でスタジアムも熱を帯びてきました。
そしてオールブラックスといえばハカ。
ハカが披露されている間はスタジアムも静まり返ります。
今回は特別な試合で行われることが多い「カパオバンゴ」。
戦士たちの雄叫びと舞いはめっちゃかっこよかったです!
動画取りながらも生で見たいし、スクリーンに映し出される選手の表情も見たいし、忙しい(笑)。
いよいよキックオフ!
開始早々、ワラビーズがトライか!という場面があり、ビデオ判定でノートライになりましたが、このプレーで会場も一気に熱くなりました。
このように開始からめまぐるしい展開。
ボールが激しく移動するため、一生懸命に目で追っていないとボールの行方がわからなくなります。
激しいタックルにぶつかり合い、そこから抜け出してゴールを目指して走るスピード感に、ただただ圧倒されます。
前半はオールブラックスが17-10とリード。
後半になってもオールブラックスの運動量は落ちず、後半早々ワラビーズが点差をつめたものの、イエローカードで選手が一時退場していたこともあり、少し差がついてしまった印象でした。
オールブラックスの司令塔、ボーデン・バレットが走る走る!股抜きパスで魅せます。
余裕で駆け抜けた時は、トライ前に笑顔も見られました。
結果は37-20でオールブラックスが世界ランク一位の風格を見せつける結果となりました。
ちょうど私の近くに熱狂的なワラビーズファンの方々がいて、大きな声で観戦していました。
大きなジェスチャーで悔しがる姿も陽気で、オールブラックスファンとの掛け合いも楽しんでおり、私のようなラグビー観戦ビギナーにはその光景も興味深かったです。
そしてそのワラビーズファンの男性が立ち上がり、観客たちを誘導し、なんとウェーブが!
何度か途中で止まってしまったのですが、あきらめず声を張り上げ、この様子に反対側からもウェーブがはじまり、ついにウェーブが一周!
ウェーブがスタジアムを包み込んだ時は大歓声があがり、その一体感に感動すら覚えました。
ラグビー観戦はビギナーでも、女性同士でも、親子でも、そして国境を越えた仲間たちとも存分に楽しむことができるんですね!
この感動を再び皆さんと味わいたい!そんな気持ちになってしまう、来年のビッグイベントが来年訪れるのです。
来年のワールドカップの会場で、ぜひあなたもウェーブしながらラグビーを生で観戦してみませんか?