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2018年のスプリングボックスの躍動に期待!

こんにちは! 南アフリカ観光局です。

南アフリカ代表スプリングボックスは12月2日、2017年のテストマッチ最終戦でウェールズに惜敗し、今年の成績は7勝4敗2分けという結果に終わりました。
アリスター・クッツェー ヘッドコーチ(HC)の就任以来のテストマッチの戦績は全25戦中11勝と勝率は5割を下回る44%にとどまっており、このところ去就に関する噂が絶えません。 一説によると南アフリカラグビー協会(以下SARU)との契約ではテストマッチで最低65%の勝率を収めることがHCの命題に掲げられているそうで、世論の大半はクッツェーHCの解任を求めています。 これに対してSARUはクッツェーHCの処遇について、年明けに結論を持ち越すと発表しています。

そんな中、南アフリカ観光局のスポーツ親善大使でもある元南アフリカ代表のチェスター・ウィリアム氏は地元メディアとのインタビューの中で、期待に応える結果を残せていないクッツェーHCに対して多くの批判が集まっているのは理解できるとしたうえで、「ヘッドコーチとして強いチームをまとめあげるには選手、コーチングスタッフと多くの時間を費やすことが必要だ。 2人のコーチが去ったスプリングボックスは新たな体制で来年に挑むこととなる。 私はクッツェーHCには代表チームを率いる余地がまだあると信じており、ラッシー・エラスマス コーチのサポートとともに来年、再来年とスプリングボックスを成功に導ける可能性はある。 今、スプリングボックスには既成概念に捉われない発想を持った知的なコーチが必要だと思う」と語っています。

クッツェーHCの去就に注目が集まる中、南アフリカ、ニュージーランド、オーストラリア、アルゼンチンによる南半球4カ国対抗戦「ザ・ラグビー・チャンピオンシップ 2018」の試合日程が先ごろ発表され、スプリングボックスは8月18日の初戦をダーバンのキングスパークでアルゼンチン代表、9月29日はポートエリザベスのネルソン・マンデラ・ベイ・スタジアムでオーストラリア代表、10月6日の最終戦をプレトリアのロフタス・ヴァーズフェルド・スタジアムでニュージーランド代表とホームで戦います。 これに先立ち、6月にはイングランド代表をホームに迎えた3連戦がヨハネスブルグのエリスパーク(9日)、ブルームフォンテーンのフリーステートスタジアム(16日)、ケープタウンのニューランズ(23日)に挑むことになります。 2018年のスプリングボックスの活躍に期待しましょう。 Go Boks!

さて7人制に目を向けますと、今シーズンのワールドシリーズ開幕戦となったドバイ大会で2連覇を収めたスプリングボック・セブンズは、地元ケープタウンで開催された第2戦で2年振りの優勝を目指しましたが、準決勝で宿敵ニュージーランド代表に敗れ、3位の成績に終わりました。 この後、ワールドシリーズはオセアニアへと舞台を移してオーストラリアのシドニー(1月26~28日)、ニュージーランドのハミルトン(2月3~4日)で開催されます。 Go Blitzboks!

最後になりますが、今回は南アフリカの音楽に関する話題をご紹介。
先日、音楽界で世界最高の栄誉とされる第60回グラミー賞の候補が発表され、これまでに4度のグラミー受賞歴を誇るクワズールー・ナタール州出身の男性コーラスグループ「レディスミス・ブラック・マンバーゾ」がベストワールドミュージックアルバムとベストチルドレンズアルバムの2部門でノミネートされました。 レディスミス・ブラック・マンバーゾによるグラミー賞ノミネートはこれで通算19回を数えています。 発表と授賞式は2018年1月28日にニューヨークで催されます。

彼らの出身地であるクワズールー・ナタール州には世界的に知られるもうひとつのコーラスグループ「ドラケンスバーグ少年合唱団」が存在します。 ユネスコの世界遺産でもあるドラケンスバーグ山脈の中心部に位置する全寮制の音楽学校「ドラケンスバーグ少年合唱学校」(1967年創立)の生徒で構成される合唱団には、南アフリカ全土でのオーディションから選出された10?15歳の約100人が在籍。 虹の国=南アフリカの”Singing Ambassador”とも称される天使たちによる七色の歌声は、現地時刻で毎週水曜日の午後3時半から催される校内のオーディトリウムで楽しむことができます。

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※「写真提供:南アフリカ観光局」
手付かずの大自然と出会える「ドラケンスバーグ」

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※「写真提供:南アフリカ観光局」
世界トップクラスの歌声を奏でるドラケンスバーグ少年合唱団

ダーバンへお出かけの際にはぜひ足を伸ばしてみてください!!

以上、南アフリカ観光局レポートでした。

記事協力:南アフリカ観光局

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