8季振り2度目のワールドシリーズ総合優勝をめざす!7人制ラグビーの南アフリカ代表
こんにちは! 南アフリカ観光局です。
今シーズンの7人制ラグビーのワールドシリーズ(HSBCワールドラグビーセブンズシリーズ)は、2017年4月末時点で既に第8戦までを終了し、残すところパリ(5月13~14日)とロンドン(5月20~21日)の2大会のみとなりました。
今シーズンの総合ポイント争いは8大会中7大会で決勝へ進み、4大会で優勝している南アフリカ代表「スプリングボックス」が現在トップに立っており、これまでに計157ポイントを獲得している南アフリカ代表と、2位のフィジー代表とは25点の差がついています。
各大会でのポイントは優勝チームに22ポイント、2位以下のチームは19, 17, 15, 13, 12, 10ポイントがそれぞれ与えられますが、南アフリカ代表のこれまでの戦いぶりを考えれば、残り2大会で25点差をひっくり返すのは至難の技かと思われます。
2012-13年シーズンから4季連続で総合2位に甘んじてきた南アフリカ代表が今季のチャンピオンに輝けば、2008-09年シーズン以来の8季振りで、ワールドシリーズ通算2度目の総合優勝に期待が集まります。
このHSBCワールドラグビーセブンズシリーズでは、全ての大会に出場する15のコアチームにゲストチームを加えた計16チームで争われています。
日本代表は、昨年の香港大会で催されたコアチーム昇格決定トーナメントで優勝を果たし、今シーズンは2季振りにコアチームとして全大会に参戦していますが、4月末時点での順位は全15チーム中の最下位。
14位のロシアとの差は9ポイントあり、残る2大会でコアチーム残留を賭けた戦いに挑みます。
一方、女子の日本代表「サクラセブンズ」は先頃、香港でのコアチーム昇格決定トーナメント決勝戦で、南アフリカ代表を倒し、来季のコアチーム昇格を決めています。
来年は7人制ラグビーのワールドカップ開催年でもあり、米・サンフランシスコで7月20~22日の3日間にわたって男子24チーム、女子16チームが世界ナンバーワンの座を賭けて熱戦を繰り広げます。
オリンピック競技種目にもなった7人制ラグビーのワールドカップ開催は、2013年のモスクワ大会以来5年振り7回目となり、北米での開催は来年が初めてとなります。
さて、日本代表ジャージのエンブレムにも描かれている桜の花も、日本国内においては、北海道の一部を除いて見頃の時期は過ぎ去ってしまいましたが、南アフリカでは南半球が春を迎える毎年10~11月になるとジャカランダの花が一斉に咲き始めます。
※「写真提供:南アフリカ観光局」
プレトリアは「ジャカランダ・シティ」の愛称もあり、およそ7万本も植えられた街路樹は街の名物です
ヨハネスブルグから北へ50キロメートルほどに位置する行政の首都プレトリアには、約7万本ものジャカランダが街路樹として植えられており、開花の時期になると街中を鮮やかな紫色で染め尽くします。
桜が大好きな私たち日本人にとって、ジャカランダの花はまるで紫色の桜のように美しく咲き誇り、この姿を一目見ようと毎年大勢の観光客が日本から訪れています。
※「写真提供:南アフリカ観光局」
ジャカランダ」の花がいっせいに咲き、プレトリアの街全体を美しい紫色に染めます
日本と南アフリカの国交樹立100周年を迎えた2010年には、記念イベントの一環として桜の植樹も行われるなど、プレトリアは日本との交流も深い国際都市のひとつでもあります。
桜の花見の機会を逃した方々、今年はプレトリアでジャカランダの花見を楽しんでみてはいかがでしょうか?
以上、南アフリカ観光局レポートでした。
記事協力:南アフリカ観光局