ワールドカップ北米最終戦のレース中です
こんにちは!
JTBコミュニケーションズ、パラ・アルペンスキー競技の小池です。
パラ・アルペンチームの遠征手配をいただいているBWT大塚様・成田空港社員様と出発前にて
現在、アメリカ・コロラド州のアスペンスキー場にて、IPCワールドカップ最終戦の7戦が行われ、参加中です。
今回は今期の最終戦となりますが、3月にピークを持ってくるように調整してきた試合となりますので、自分自身成果を期待しています。
さて、現在技術系種目の大回転と回転の3試合が終了したところですが、なかなか良い成績を上げられていません。
この後、得意の高速系種目4試合が控えていますが、ここではベストの滑りをして良い成績を上げるよう全力を尽くします。
回転種目練習中の様子(SAJD提供)
<今後の予定>
・現在(2/27)~3/4 Aspen ワールドカップ参戦
・3/8~3/10 韓国・yongpyong アジアカップ参戦予定
・3/20~3/23 日本・白馬八方尾根 アジアカップ参戦予定
3月下旬の白馬大会ですが、国内では参加人数が少なく、小規模のレースです。
しかしながら、現在世界トップを誇る座位の選手、そして私を含む急成長中の立位の選手、ほかに知的障害の選手が出場予定です!
それでは引き続き応援のほど、よろしくお願いいたします。
◆what`s the パラ・アルペンスキー
① 毎年開催のワールドカップについて
ワールドカップは毎年、20試合前後各国で開催され、種目毎のチャンピオン、そして総合チャンピオンのタイトルを目指し争います。
そして、4年毎のパラリンピックに繋げるため、国際ポイントを獲得する場でもあります。
② 国際ポイントについて
IPCポイント(international paralympic point)は、各試合のトップ選手とのタイム差によって加算され、アルペン5種目それぞれ獲得が必要です。
(例:一位の選手は0点。1秒差で10点。)
そして、各大会は上位大会になるほど規定のポイントの獲得が必要です。
(例:ワールドカップ120点以内、欧州カップ220点以内)
さらに、上位大会ほど強豪選手が集うため、大会の格式が上がりますが、国内大会のように海外強豪選手が少ないと優勝しても大会自体にハンディとなるペナルティが加算されます。
(例:ワールドカップはペナルティ0点、国内大会はペナルティが約30点前後つくため、優勝しても30点になります)
JTBコミュニケーションズ
小池 岳太