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JTB SPORTS発表!冬季合宿開始!

こんにちは!
JTBコミュニケーションズ、障がい者アルペンスキー競技の小池です。

今回は、ご周知の通り、先日発表されましたJTBの新ブランド、「JTB SPORTS」イベント参加の報告と、早くも2015-2016冬季シーズンの合宿がスタート致しますので、その報告を致します。

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<JTBスポーツ設立イベント>
先日、9月26日~27日に圧倒的な規模と来客数のもと、華やかに開催されました「ツーリズムEXPOジャパン2015」。
最終日9月27日にJTBスポーツとして新ブランド設立宣言のイベントが開催され、私も出席させていただき、JTBの“顔”である芸能人の方々、そして同じくJTB所属、卓球の松平健太選手という蒼々たるゲストの皆様と共に登壇させていただきました!!

「JTBグループとしてスポーツ事業に本格参戦していくことを、ロゴ発表と共に力強く宣言」させていただき、JTBのブランド価値を更に高める新たな挑戦であることを強烈に印象づけられたイベントに参加できましたこと、大変恐縮でしたが、誇りに思います。

今回、新ロゴマークについて、私達選手の活躍により世の中に主体的に押し広めていくことを誓いました。

この言葉に恥じぬように、トレーニングに邁進し、有言実行とするよう、今後も活動していきます。


<パラ・アルペンスキー合宿開始>
2015-2016冬季シーズンを目前に迎え、JISS(国立スポーツ科学センター)にて、秋期体力測定と、低酸素合宿をしました。

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体力測定の様子(写真提供:SAJD)

15日から始まる最初の遠征地は、オーストリアの氷河スキー場(2500m~3000m付近)となりますが、低酸素トレーニングは、設定の標高を1500m~3000mといった具合に、徐々に酸素濃度を薄くしていく中で練習し、現地での環境にすぐに体調を合わせ、初日から質の良い練習を積むための対策です。

こういったオリンピック選手達が従来から取り入れている医科学サポートは、パラ競技では今年の春、文部科学省に管轄が移行してからの導入です。

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低酸素練習の様子。この日は標高1500m設定で有酸素メニューを90分間×2セット
(写真提供:SAJD)

そして、パラ・アルペンスキーチームは、2014ソチ大会で金メダル三つ含む5つ獲得という結果を出している競技団体のため、強化指定のトップランクに認定され、パラ競技の中では初となる様々な医科学サポートを受けています。
例えば、年間通しての体力測定や、メディカルチェック、マルチサポート(栄養、心理、メディアなど)を個人指導もいただき、目標の身体作りや、課題となる動作を習得していく上で、非常に強力なサポートを受け始めています。

私たちの測定数値が、今後のパラ競技全体の比較対象基準になっていくので、責任重大です!!

さて、第一次遠征の狙いは、シーズン初めとして用具の設定の最終確認と、雪上の基本技術(基本姿勢)から見直し、正しい姿勢でスキー運動をするよう、徹底して身体で覚えることです。

個人的には、アルペンスキー5種目中、高速系種目に重点を置き、先月のチリ遠征で習ってきました基本技術獲得への新たなアプローチ方法を反復練習していきます。

例えば、歩くような低速から、100kmほどの高速時まで同じ運動がおこなえるように、反復しつつ、ジムでの身体作りも徹底しておこない、今期は2月~3月のワールドカップで最大のパフォーマンスを発揮するように取り組んでいきます。

それでは次回は氷河スキー場での練習をレポートいたします!
引き続き、応援のほど、よろしくお願いいたします。


<直近の予定>
第一次遠征:10月15日~11月9日 オーストリア
第二次遠征:11月22日~12月17日 カナダ遠征(北米カップ参戦予定)
年明け以降:レース期として、主にワールドカップに20戦出場予定


JTBコミュニケーションズ
小池 岳太

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