世界遺産を目の当たり。ゆったりと温泉･郷土料理が楽しめるリゾートホテル【広島県　安芸グランドホテル】

フロントでチェックインを済ませてメインロビーに行くと、大きなガラス窓の向こうに佇む宮島が目に飛び込み、到着早々に旅の期待感が膨らみます。さらに進むと、夏はビアテラスにもなるシーサイドデッキと一体となったティーラウンジがあり、宮島と瀬戸内の大パノラマが広がります。周辺観光を楽しんだ後に休息のひとときを過ごしたり、お出かけ前の待ち合わせ場所にしたりするのにも最適です。

また、食後や温泉に浸った後に立ち寄りたいシーサイドデッキから水辺に向かうと、海の駅に認定されている「安芸グランドホテル」の桟橋があります。世界遺産ナイトクルージングや宮島周遊クルーズの遊覧船が出航する場所なので、広島観光の人気スポットである宮島を海から楽しみたい方は事前にチェックしておきましょう。

海沿いに建つ「安芸グランドホテル」は、海に面した1階と2階に各レストラン、フロントやメインロビー、ティーラウンジなどが3階にあり、眺望が自慢の客室は5階から最上階の9階にあります。

気になる客室は、洋室71室、和室91室、和洋室32室の全194室。おすすめは宮島を望むオーシャンビューの客室で、落ち着いた雰囲気のツインベッドの洋室や和の情緒に包まれた定員5〜6名の和室、58.5m²で7名まで宿泊できる和洋室など、夫婦や家族・グループでゆったり過ごせる空間が用意されています。朝夕夜で変化する窓からの美しい景色と一緒にゆっくり過ごしましょう。

また、贅沢にリゾート気分を満喫したい方は、2階建てのメゾネットスイートや最上階からの眺望を満喫しながらホームパーティーが開けるほどの大きさの、142.0m²の空間が広がるロイヤルスイートもおすすめです。

食事は「安芸グランドホテル」の1階と2階にある各種レストランでいただきます。いずれも四季折々に揃う広島・瀬戸内海の食の恵みをふんだんに盛り込んだ料理が味わえます。 なかでも、日本料理「厳島」は全席から海を間近に望むことができ、瀬戸内海で水揚げされた食材を産地ならではの調理法で仕上げて食膳を彩ります。夕食は会席料理、昼は御膳で、ほかにもお造りや牡蠣料理などの一品料理も充実。朝食の和・和洋バイキングも人気です。

また、洋食レストラン「サンセット」はコース料理が好評。ランチの広島地産地消コースをはじめ、地元の上質な山海の幸を丁寧な調理と繊細な盛り付けをされた多彩な料理で味わうことができます。 もちろん、昼・夜ともにお肉とお魚、パスタやお米料理などのアラカルトも充実しているので、お好みの料理を選んでいただくことも可能です。食は旅行を思い出に変える重要なポイントなので自慢のワインとともに存分に満喫しましょう。

「安芸グランドホテル」の温泉施設は、大浴場とサウナ、目の前に絶景が広がる貸切露天風呂がそれぞれ2つあり、午前と午後で男女を入れ替えて利用します。

平安の湯「雅」「楽」と名付けられた2つの大浴場はそれぞれに趣が異なり、早朝から夜までいつでもゆったり湯あみが楽しめます。「雅」には半露天風呂もあるので男女別の時間帯を確認して利用してみたいですね。 貸切露天風呂（1回45分、要予約）の望厳の湯「弥山の湯」「紅葉谷の湯」は定員が6名。どちらも目の前に海が迫り、その向こうに宮島を望む絶景スポット。ゆったりと湯に浸かりながらの眺望は、心身が癒やされるだけではなく贅沢なプライベート時間に変えてくれるはずです。予約は宿泊前・到着後でも可能なので気軽に相談してみましょう。

「安芸グランドホテル」でぜひ体験したいのが、ホテルの桟橋から出港する2つのクルーズです。「世界遺産ナイトクルージング」は、宿泊者限定で1名から参加が可能（要予約）。世界遺産「厳島神社」の大鳥居付近に停泊して海上から参拝する30分のクルーズで、大鳥居・厳島神社がライトアップされた幻想的な光景は必見です。 「宮島周遊クルーズ」は、宮島の七浦七恵比寿の7か所の神社を専門ガイドの説明を聞きながら海上から参拝。2時間半かけてめぐるクルーズです。日程は毎月異なるので、「安芸グランドホテル」の公式サイトで確認しましょう。 また、ショップ「瀬戸内海づくし」は瀬戸内海の名産品などを揃えているので旅のみやげを探しに立ち寄ってみましょう。宮島で焙煎されたコーヒーを扱う専門店や厳島神社に祈祷していただいた「御砂」を粘土に混ぜて伝統技法で焼き上げる厳島神社御用窯「対厳堂」の宮島御砂焼など魅力的な品々と出会うことができます。3階のメインロビーやティーラウンジのすぐそばにあるのでお出かけから戻ったときに訪れてみたいですね。