一度は見てみたい!台北101のニューイヤー・カウントダウン

JTB台湾
飯田尚美

アジア随一!夜空を彩る台北101の花火で新年を迎えよう

この年越し花火は、台北101がオープンした翌年、2005年から毎年、大晦日の夜に開催されてきました。
当然ながら、コストは膨大な上、昨今では環境への負荷などが問題視され、毎年のように「今回が最後か」と噂されていますが、2018年の大みそかも、例年通りの開催が決定しました!

カウントダウンが始まると、台北101ビルでは、下の階から上の階へと、順次、ライトが灯ってゆき、ビルではなく、巨大なカウントダウン時計のような姿になります。
そして新しい年が明けると同時に、花火が一斉に打ち上げられて、夜空はしばし、光と煙で埋めつくされるのです。


台北の夜景は、高層ビル街の摩天楼が美しいのですが、せっかくなら、年に一度だけの祭典を映像におさめたい!という方もいらっしゃることでしょう。
おすすめの撮影スポットは、なるべく近くからアップ映像を狙うなら、台北101の南側にある緑地、眷村文化公園、台北市街の全景と一緒に撮影するなら、象山の頂上になります。
ただし、いずれも事前の場所取りと、カウントダウンが始まるまでの長い待ち時間を過ごすための防寒対策などは欠かせません。

それ以外の場所から眺める場合も、台北市内の交通規制が始まる大晦日の夕方には、街中あちこちが混雑します。
タクシーや自家用車での移動は不可。
公共バスにも交通規制の影響が出るので、夕方以降の移動は、MRTを利用することになります。
駅やコンビニでトイレは利用できますが、夜になると長蛇の列という場合も。
動きやすい服装と靴で出かけて、早めにお目当ての花火鑑賞スポットを目指しましょう。

象山に登るのは大変だけど、大晦日の賑わいの中で、気軽に花火を眺めたいという方は、MRT象山駅の前(当日は歩行者天国になります)や、国父紀念館の広場、MRT信義安和駅前などから見物するのがおすすめです。

なお、台北101の最寄り駅である台北101/ 世貿駅と市政府駅は、大晦日の夜は、交通規制で使用できなくなります。
MRTは、見物客のために、12月31日から1月1日にかけて、夜間も運行しているので、帰路も安心。
ただし、混雑は覚悟してください。


究極に贅沢に、ゆっくり大晦日のカウントダウン花火を満喫する方法は、台北市内のホテルに部屋を確保することでしょう。
ただし、ホテルの多くは、年末年始は連泊のみの受け付けとなっていて、料金も高くなります。
詳細はJTBにお問い合わせください。

光の洪水!台北の摩天楼をご堪能ください。

夜は人気アーティストが登場するカウントダウン・パーティーも!

大晦日の台北といえば、もう一つ、最新テクノロジーを駆使した映像と音楽のライブ・イベント「台北最High新年城 カウントダウンパーティー」もおすすめです。
12月31日夜7時から新年の深夜1時まで、市府前市民廣場(台北シティホール・スクエア)で開催されるイベントで、台湾で人気のアーティストやタレントが登場する無料のライブが目玉です。

同イベントは、台北市政府が主催。
現在のような大規模開催となったのは、1995年以降で、台北の若者たちに大人気です。
例年、ゲストとして招かれる人気タレントやアイドル歌手が誰になるのかにも注目が集まります。
今回は、韓国発のKポップ・女性グループ「EXID」に決定し、歌とダンスで盛り上がること間違いなし。
また会場では、台北のマスコット、ブラボー・ベア(Bravo Bear)がDJを務め、エレクトロニック・ミュージックをたっぷりかける予定です。
司会は、台湾テレビ界の人気ホスト、ブラッキー・チェン (陳建州)氏とヘヴン・ハイ(海裕芬)氏、そして女優のティエン・シン(天心)氏。
台湾やアジアのエンターテイメントが大好きという方は、どうぞお見逃しなく!

「2019台北最High新年城 カウントダウンパーティー」(中国語、英語)
https://www.newyear2019.taipei/en/index.html

台北のアイコンである「台北101」は、もちろん大晦日や新年以外の時期も、魅力たっぷりの人気スポット。
花火はありませんが、ゆっくり眺める夜景はまた格別です。
JTBでは、台北101へとご案内する現地発着ツアーを色々ご用意しています。
詳細は以下へ。



 

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