台北から日帰りOK!淡水で人気の二大B級グルメ
台北から乗り換えなし40分、心地よい港町の淡水
淡水は、台北から台湾北部へと流れる淡水河の河口を中心に発展した町で、かつては台湾を代表する貿易港の一つでした。台北からの距離は、北へ36kmほど。台北に滞在しながら、日帰りで訪れることができます。アクセスも非常に簡単!MRT「台北駅」から、乗り換えなしで到着できます。所要時間は片道約40分。淡水線の淡水駅で下車してください。
淡水駅に降り立つと、高層ビルが立ち並ぶ台北とはまったく違う、広々とした空、海風、のんびりした空気にほっとすることでしょう。ここが台北に暮らす人々の間で、週末や休日のお出かけスポットとして人気だというのもうなずけます。駅舎を出ると、すぐに見えるのが、淡水川に沿って続く遊歩道。この通りと、老街(旧市街)の「中正路」を中心に、色々なお店や史跡を観光するのが淡水の人気コースです。どちらの通りでも、淡水名物の様々な食べ物やお土産が売られています。
超高ーい!どこまでも続く「摩天楼」ソフトクリーム
南国の台湾では、日本よりひと足早く、暑いと感じるようなお天気になり始めますが、そんな時期に恋しくなるのがアイスクリーム。特に淡水河の水辺で、甘くて冷たいものをのんびり味わうのは至福のひととき。果物のジュースやアイスクリームのお店が何軒も並んでいますが、中でもキャラクターが際立っているのが通称「摩天楼アイスクリーム」。その名の通り、とにかく高く、高―く、ソフトクリームを絞りだしてくれて、30cm以上もありそうな超高層アイスが手渡されます。
フレーバーは数種類あり、マンゴー、抹茶、紫芋、ストロベリーなど。お店は、川を往来するクルーズ船のチケット売り場近くにあります。値段は日本円で100円強と、とてもお手頃。インスタグラムへの投稿などで、写真映えするところが人気の秘密。ただし、お天気のよい日は、どんどん食べないと溶けてしまいますから、画像の撮影はお早目に。
お土産にも、ビールのお供にも!真っ黒な「鉄玉子」
淡水のもう一つの名物が、「鐵蛋(ティエダン)」。日本語にするなら「鉄玉子」でしょうか。あちこちのお店で試食させてくれます。真空パックになったお土産用もあり、台湾で絶対食べてみたい珍味のひとつ。といっても、中国何千年の歴史を背負った有名料理ではなく、実は戦後生まれという比較的、最近のお味のようです。鶏の卵を使ったものと、うずら玉子を使ったものがあります。
見た目はとにかく真っ黒、そして食べると、びっくりするぐらい固いのが特徴です。その調理法は、煮卵をさらに進化させたもの。しょうゆ、砂糖、酒にスパイスを効かせた煮汁を作り、ゆで玉子を入れて味付け玉子を作ったあと、いったん乾かします。そしてまた、煮汁の中へ。この工程を何度も繰り返すうちに、白身は噛み切るのにひと苦労するほど固くなります。味も、普通の煮卵よりずっと濃厚。お醤油味が好きな方や、甘いものは苦手という方におすすめです。価格は、ニワトリの卵なら10個で300円ぐらいと、こちらもお手頃です。
港町として発展した淡水では、他にも魚介を使った素朴な料理や、阿給(油あげの中に春雨や具を入れて煮たもの)など、美味しいものがたくさんあります。またお店によって、同じ名物料理でも、スパイスや煮炊きの時間など、独自の工夫を凝らしていることが多いので、ぜひ色々食べ比べて、好みの味付けを探してみてください。
JTBでは、台北から日帰りで気軽に淡水を訪れる現地発着ツアーを企画しています。そのほかにも、台湾の食を楽しみたい方に、ぜひお試しいただきたいツアーを色々、ご用意しています。ツアー内容の詳細は以下へ。
-
オプショナルツアー(現地発着)TWD2,200〜※価格は予告なく変更になることがございます。淡水老街で名物鉄玉子や摩天楼アイスクリームを食べ歩きした後は、淡水ボートにて漁人埠頭へ行き、美しい夕日をご覧いただきます。夕食には、台湾グルメの代表「牛肉麺」をお召し上がりいただけます。
-
オプショナルツアー(現地発着)TWD1,900〜※価格は予告なく変更になることがございます。地元の人たちでにぎわう人気レストラン「點水楼」での夕食後、士林夜市へご案内する人気ツアーがご要望にお答えして復活!夕食後の腹ごなしに夜市を散策しながらデザート探しやお買い物!
-
オプショナルツアー(現地発着)TWD2,200〜※価格は予告なく変更になることがございます。台湾グルメ小籠包の代名詞「鼎泰豊」での夕食後、台北101展望台から台北の夜景をご覧下さい。